フィレンチェの歩道とポリスさん
いや、イタリアだからポリス、じゃないだろ、という。(笑)
イタリアらしい帽子かぶってるよね〜。

イタリアの町、それも古都といわれる町は、路上駐車が異常に多い。
車体は埃だらけ、でこぼこだらけ。
そんなことには構いはしない、といわんばかりで、実用性だけありゃいい、って感じ。
でも、中にはぴかぴかの高級車も、あるわけで。
それは、きっと、とてもスゴイ、ステータスなんだろうなあ、とわかる。
あ、でも、イタリアの観光客を載せたバスは、大きくて綺麗で立派です。さすが、観光大国。(笑)

あれだけ町並みの保存が徹底しているからには、確かに車が増えたところで、有料の大型パーキングや各施設が大きな駐車場を整備することは不可能だと思える。
だから、旧市街に住むことはステータスではあるけれど、不自由な生活も覚悟しなければならない。
車もバスも市街地を走るには小さく小回りが利くものが使われる。

ただ、とても感心したのが、運転しているドライバーの和やかさだ。
もともと、陽気でフレンドリーな国民性ではあるが、車を運転している時もそうで。
クラクションが鳴ったことはほとんどないし、少しくらい際どい渡り方をしても、嫌な顔ひとつしない。

いいことだけ、で終わりたいのだが・・・・。
あるアクシデントがあった。
うちのツアーのメンバーのひとりが、歩道からはみ出て歩いてしまって、危うく接触事故に、ということがあったのだ。
後ろから走ってきた車に腕が当たって、痺れてしまったとのこと。
車がぶつかった後、確かに運転者と助手席のイタリア人が振り返って、見ていたそうで、「大丈夫か?」というように手を上げたそうなのに、そのまま立ち去ってしまったらしい。
ややこしいことに関わりあいたくない、といった具合なんだろう。
確かに車道に、はみ出ていた人が悪いのだけど。
ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ礼拝堂、ドゥオモのクーポラ
こちらも、登りたかったけれど登れなかった展望スポット。
高さやく85メートルのゴシック様式の鐘楼。
イタリアの代表的な画家でありながら建築家のジョットが設計し、さらにタレンティというひとが受け継いで立てられたもの。

サン・ジョヴァンニ礼拝堂を見学しました。
八角形で、フィレンチェの守護聖人・聖ジョヴァンニを祀る。
中の絵画も素晴らしいが、扉や入り口に施された彫刻が見事。
それは、のちほど。
石畳の街
ヨーロッパの街は、石畳が多い・・・のだと思う。
アスファルトとちがって、趣きはあるのだけれど、負担にもなる。
母は、股関節を痛めているので、この日歩き回って一番痛みを訴えていた。もっと、バールなどでゆっくりできれば、よかったんだけど。

ある晩、レストランに食事に出かけて歩いている時、、ツアーのメンバーが路地から出てきた男数人に囲まれて絡まれてしまった。大事に至らず、ホテルに駆け込んで難を逃れたけれど、油断大敵。
固まってサッと通り過ぎていればよかったのに、ダラダラと列が長くなってしまって歩いていたのがよくなかったみたい。
前の方を歩いていた私たちを見て、待ち構えていたのだろう。

添乗員さんによると、他の会社から来ていた日本人旅行者がスリに遭った、とも話されていた。
暴行等の重大事件はあまり起きないけれど、盗難事件は昔ほどでないにしろ、よくあるらしいので気をつけるべし。
フィレンチェ・・・の図書館?
フィレンチェの市内観光、随分あちこち、歩き回りました。
ここは、多分図書館だったと・・思うのですが。
サン・ジミニアーノ
画面ではほとんど見られませんが、もう少し右に寄って見下ろすと、7つの塔に囲まれた小さな広場、ドゥオモ広場があります。
トスカーナの古都めぐり
トスカーナの古都巡り、ということで、フィレンチェ滞在のうちの一日は、この間のピサ、それからアグリ・ツーリズモの昼食、そしてサン・ジミニアーノに行きました。

塔の町、といわれる古風な町です。
登ってみたくって、ポポロ宮殿の塔に登りました。
天辺に上がる時は、ハシゴになっていて、「荷物全部置いていって」としつこく、お姉さんに言われました。
カメラしか持てず。(笑)
でも、ご安心を。
手荷物ロッカーがあります。
鞄の中に貴重品もあったので、ぐずぐずしていた私たち。
「私たちが見てるんだから、全部置いて行って!」と多分、ちょっと叱られてしまったのだった。(苦笑)
パラッツォ・ボルゲーゼ
宮殿、とのことですが、フィレンチェ貴族の館だったところ、のようです。
中世貴族風のショーやゲームまでありました。(笑)
ちょっとした、ワインワイナリーみたいなものでしょうか?
>お酒通のみなさま
トスカーナワインは、美味しいと思いますか?
レストランの外観・2
入り口はこんな感じ。
レストランの外観・1
こんな感じの建物の二階で食事しました。

ピサの洗礼堂

2006年2月4日 旅。
ピサの洗礼堂
ピサの洗礼堂は、上がまあるく、なっています。
なので、音響効果が素晴らしいのだとか。

声が上部に反響して、上から降ってくる感じに聴こえ、残響があるので声の音階を変えて歌うと、見事に和声?になって聴こえてくるのだそうです。
デモンストレーションで、歌ってくれるガイドもいるそうですが、うちは「きみまろ」さんなんで、まあともかくも、歌わなくてよかったです。(笑)
ああ、そのかわり、手をパンパン、って響かせたかな。

で、内部はこんな感じなのですが、なに聖人さんだったか、忘れました・・・・。
ここは、ほんとに忙しないのですよ。(苦笑)

マリアさま

2006年2月4日 旅。
マリアさま
大聖堂のマリアさまが素敵だったので、載せてみました。
ガリレオ・ガリレイのランプ
なので、ランプのアップ、いってみよ〜。
ああ、暗い。

ハタ迷惑な画像

2006年2月4日 旅。
ハタ迷惑な画像
さあ、ここからフラッシュ禁止画像です。(笑)
画像を明るくしてアップするやり方を学ばねばなりません、わたくし。
こうやって、ひとつひとつ賢くならなくては・・・。

えー、これは大聖堂の中です。

1604年。←「戦国自衛隊」の直後よ!(←おいおい。)
ピサ大学の教鞭をとっていたガリレオ・ガリレイが、斜塔から同じ材質の異なる大きさの球を落下させ、同時に落ちるのを証明してみせた、という「落下の法則」の逸話が有名で、「重いものが先に落ちる」というアリストテレスの説を覆したといわれるが。
この逸話は史実ではない、というのが現在の定説、とのこと。(・・・もってまわった言い回し・・・)

それよりも20年より以前のこと。(1581年)←「戦国自衛隊」より前の話よ!(←いいから・・・もう・苦笑)
この大聖堂のランプが揺れるのを見たガリレオが、揺れ方の大小に関係なく、ランプの振動が一往復する時間が同じように見えたので、自分の脈拍で時間を計った。家に帰り、同じ長さの振り子を二つ作り、一方は大きく、一方は小さく振らせて両者が一緒に振動することを確かめた。
「振り子の等時性」といわれる法則。
ただし、この逸話も、史実かどうか、わからないらしい。
このランプが1587年に吊るされたもので、しかも鉄で吊るされているために容易に揺れはしないからだ、という。

・・・見えないね、ランプ。(苦笑)
中央の赤い点々が、それなんですけどね。ブレてる〜
まだ、ピサなのよ!
忘れた頃に旅行記。
そう、まだピサなのです。
14日の行程のなかのまだ、8日め!
アッシジもまだ!フィレンチェもまだ!ローマもまだ!バチカンもまだ!(笑)

で、ピサ、はというと。
お土産やさんが多いのと、やたら短い間のバスが混んだな〜、という感じ。(大型バス乗り入れ禁止地域が多いのです)
なんか、日本の観光地に一番空気が似てました。
ふつーのお土産やさんも多いのですが。
ものすごい色と柄の○ィトンのばったもんとか、○ッチのばったもんとか売ってますが、これはヴェネツィアも一緒。
で、アフリカぽい彫刻もいっぱい並んでるの。(笑)

そして、ここのガイドのキャラクターが濃かった。
ロベルトというガイドさん、持っているメモに、こまか〜く時間が書き込まれていたため、忙しかったんだろうな。
ガイド・・・あれ、20分もないのかな。予定が押してたんだろうな。
でも、その間、のべつまくなし説明してくれるんだけど、サービスのつもりか、妙な弁舌でして。
あとで「ピサの綾小路きみまろ」と添乗員さんによって(笑)名づけられました。
・・・・イタリアは芸人の宝庫かい。

恐らく手前が洗礼堂、その奥が大聖堂、そして鐘塔(斜塔)なのです。
ピサの斜塔のナナメ具合。
ピサの傾きは、他の建物と対比して見たほうがわかりやすい。

ピサの斜塔

2006年1月11日 旅。
ピサの斜塔
子供のころ、図書室が好きだった。
よく借りては読んでいたシリーズの中で、世界の知識雑学みたいなものを簡単に書いていたものがあり、このピサの斜塔についても読んだことがある。
まさか、本当に見ることが出来る日が来ようとは・・・。

このピサの斜塔、現在登ることが出来るそうですが、人数制限がありますのでインターネットで予約をしておくか、当日整理券を前もって買って時間まで待つことになります。
時間がなかった私たちは、結局登れず・・・。
登ってみたかったな〜。

293段あり、北側と南側で高さの差が70cm。
花の都フィレンチェ
イタリアの旅日記は、去年から引き続き・・・なのです。
ラヴェンナから、フィレンチェ。

この旅は、ひたすら快適なバスの旅だったのですが、テレビモニターみたいなので、カーナビを映していたのですね。
ツアー仲間のひとりがロードマップを買って来て、何人かで地図を辿ってみたりして楽しかったです。
疲れて寝てしまったこともあるのですが、折角なら楽しみたいですよね、ドライブも。
バスの前面が大きくガラス窓で、眺めがよいし車に弱い人もあるので、席は毎日前方は順番に交代していたのですが、そのうちに「ビデオを録りたい人」「眺めを楽しみたい人」「ゆっくり休みたい人」「後ろで広い席を独り占めしてゆっくりしたい人」などと、好みがわかれ、最終的に指定席になりました。
私は、いつも前から3、4番目。
母と、気分で二人席に座ったり一人席に移ったり、と気ままに過ごさせてもらいました。
車中では、マイクを使ってところどころで話される添乗員さんの解説を聞いていたり、英語でイタリアの話をしてくれるドライバーさんの言葉を訳して話してもらったり、オススメのイタリアン・ポップスを流してもらったり、といった感じで楽しみました。

ちょっとドライブの距離が長かったフィレンチェ、到着は予定より遅めになりました。
市街地に入るまでに、ミケランジェロ広場からの眺め。
ここは、街の一望が有名で、観光客でいっぱいでした。

「眺めのいい部屋」「冷静と情熱のあいだ」などでも、おなじみの風景ですが、世界的に人気が高いのもうなずける、美しい街です。盆地なので、郊外のちょっと上の方から眺める町並みが綺麗なのが印象的ですね。宿泊したホテルも、アルノ川に面していて、この写真の向かい岸右端に映っていました。
泊まった部屋も川に面していたので(部屋によって眺めがまったく違うので、面白いのです)、部屋の窓から目を凝らして見るとミケランジェロ広場からたくさんの人が景色を見ているのがわかりました。夜景も、綺麗なんだと思います。
広場では、ギターの弾き語りをしている人もいて雰囲気をまた盛り上げてくれるのです。
「水盤から水を飲む白いはとの図」
「よき羊飼いの図」の上部、手前にあるのがこの図。
ピンボケの上に、小さいのでたぶんまともに見えないのです、ごめんなさい。
このモチーフはラヴェンナのモザイクの象徴的、代表的なものであるようで、
母がこの柄のブローチとペンダントを購入しました。

のどかに喉を潤す、鳥(はと)。
天上の楽園をあらわすその絵には、心惹かれます。
「よき羊飼いの図」
ガッラ・プラチーディアの霊廟の中にあります。

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