このダジャレは、あちこちでつぶやかれてた模様。

伝助さんに涙。
しかし帝大生は、清潔感のかけらもないな。
これがまだ、お兄やんだったらなあ!

蓮子さんの「愛の劇場」はきっと、映ってないところで濃いんでしょうけど、映ってないのでどうも。


ドラマ日記の下のほうですが、中居さんの中継を見た。楽しそうでしたね~
房江さんは見れなかった
うふふ、すみません。
勝手にお名前はカタカナ(うふふふふ)

途中抜けたけど、みたみたみた~~~

すごく面白かったわ。
ちゃんとHERO、なんかもうね、ルパン三世みたいね、久利生って。

アメリカのドラマシリーズか、アニメのシリーズみたいな安定感。

較べちゃなんですが、某踊る、とか、いろいろ他の長いシリーズ刑事ドラマと違う、小粋さが、アメリカンドラマとか、アニメっぽい感じ。
私の中の感覚で書いてるので、的外れだったらすみませぬ。


改めて、ゆっくり録画したの、明日あたり見ようっと。

で、誰が一番アニメ的って、北川景子さんであった。(大笑)


続いて見てたスマスマも面白かったわ。
いいなーいいなー。
くーーーーっ。
もちろん、花子とアンです。
近頃でいうところの、「あて馬」?のこのふたりのほうが断然よいわ。
どうも、ヒーローふたりに魅力はまだあまり感じず。
とくに帝大生。がんばれ、帝大生(苦笑)
ラノベとかゲームとかケータイ小説とか、いや、昔からある小説やドラマや漫画でも時折ある現象ですけど。『あて馬押し』(笑)

あ、あたしは、ヅカファンでもあったので、ヒーロー押しが多いのですが、どちらかというと二番手(ライバル=あて馬)でなく、三番手(バイプレイヤー)好きでした。
でも、友達ポジションとか理解者ポジションの二番手も好きです。


特に、伝助さんが。
なんかもう、カフェのシーンとか見てると、年上の男のかわいさっていうか、もう胸が痛くなったんですけども、あかん、あかん、伝わらないー。


って、久しぶりなのに、こんなことでは。


この間から求職活動していますが、やはり、前のようにはいかないですね、と。
あと、いまさらながらにこの一年間の自分の怠けにがっくり、きます。
こんなですが、もうちょっと中身のあること書いてみたいですね、明日とか。




(注)ここでいうところの、「あて馬」は、従来からするとまったくちがう意味だということがわかりました。最近、のぞいているサイトとかブログとかから流用してしまっていたんですが、うーん、すごい勢いで日本語の意味って変わっていっているのかもしれない。というか、誤用かどうか迷います。
あとで直すかも。どちらにしても、あまりいい言葉ではないかも?

昨日に引き続き、ドラマ話です。

もうすぐ23時にNHKで始まるんですが、ダウントン・アビーも見ています。
20世紀初頭の英国貴族のお邸の話です。
かのタイタニック沈没事件も背景のひとつ、にある頃のもの。

これは、すでにCSでも日本放送したことがあり、数年前に本国やほかの国でもヒットしたそうですが、この時代前後のイギリスものは他と同じくヒット作ありますね。シャーロックホームズはもうちょっと前だったかな。
ポアロとかアガサよりはもう少し前、になるのかな。

海外ドラマは、韓流よりはアメリカ、とかまあ数少ないですがイギリスものとか好きなので興味深いです。

ダウントン・アビーの場合、キャストで見覚えがあるのは祖母役と母親役の女優さん、のみですが。
面白いのは、当主一家とともに使用人たちが同じ比重で描かれていること、そして相続問題でしょうか。
それプラス、長女のラブサスペンスみたいなのとか、でしょうかね。
アメリカドラマと比べると重厚な感じはします。

この時代は、日本でいえば・・・あ、タイタニックってちょうど明治⇒大正となった年だったんですね!

あまり感想になってませんが、はじまりますので、ここまでで!(勝手だな)



朝ドラ、はまってます。
キャストの皆さん、明治大正時代にうまくはまってますね~
それぞれ個性的で、お着物、お洋服がぴったりでほお~!!って見ています。
BSで見るのが最近のお気に入りでして、朝にはカーネーションの再放送セットで、見ています。
それなのに、気に入った回は夜の放送も見ています。
いいなあ、大正時代の着物。

それから、このドラマはなんといっても、赤毛のアン!
訳者の村岡花子さんはお名前はおなじみだったのですが、あとがきなどを読ませていただいて、カナダ人のシスターのいる学校にいらっしゃったんだなあ、と思っていたんですけど、詳しい経歴についてはこのドラマを見るまで知りませんでしたので興味津々です。
ところどころ、エピソードに赤毛のアンのセリフや出来事も潜ませてあって、それも楽しみのひとつ、ですね。


現在、花子と蓮子、みたいな話の展開になっていますが。

花子さん、恋の鈍キャラ・・・、王道の少女漫画的展開。
しかしギルバートは待って待って粘り勝ちしたのになあ、朝市は・・・。
そして、蓮子さんはツンデレ?!
こちらも、史実でいえば、伝助さんでしたっけ、あのご主人かなりひどい人ですが、ドラマでは結構いい味出しててうまくいきそうなのにな~
蓮子さんだって大概わがままだし、つんつんしすぎよ~、なんて思いましたけど。
蓮子さんはきっと、お母さまのこととかでコンプレックスを持っているし、お金に関しては妙に真面目で潔癖。これは修和女学院に行った影響もあるだろうな・・・。ま、あの兄と嫂がいけない。持って行き方がほんとに下手!
そして、謎の女中頭さん。(愛人なのかなー、って思ってたんですけど違うのかな、なんであんなに強気なのでしょうか。五社映画みたいになっていってる気がするぞ)


蓮子さん、村岡印刷さんとか、梶浦編集長とか見ていると、中流以上のおうちであれば、親が決めたひとと結婚、てのに従うしかないものなんですね。
それだから、比較的自由がきくような立場になると、離婚して再婚、とかがこの世代のひとって多いのね。特に女流作家あたりなんて、そんな感じですね。

そういえば、女流作家の宇田川満代さん、ってひとが出てきたんですが、誰がモデルかなー、と調べましたら、三人ほど候補が出てきました。
なんとなく、三人ともモデルで、ミックスしてあるのかなあ、なんて思いました。

吉屋信子女史、宇野千代女史、北川千代女史


それにしても、千代ってお名前、多いですね。
うちの祖母も千代、なんですよ。

時代なのかなあ、千代に八千代に、ってこと?
縁起がよいと思われたのかしら。

というところで、身内オチでおひとつ。

では、ごきげんようさようなら。(華の嵐、夏の嵐以来のマイブーム)
一日遅れの話題ですが、昨日のNHKのスタジオパークに、殿(会津公)こと綾野さん登場。

あまりの憑かれっぷりに、こちらも呑まれたが、MCも呑まれてました。

こちらが勝手に、もうあまり出番ないかと、もう終わってんじゃないか、と思っていたら、まだまだまだまだ殿に憑かれていて、びっくりしましたわ。
すごいですね、綾野さん。
30分、殿ワールドでした。
佐藤B作さんとか慎吾さんとか、もう役とご本人たちとごっちゃになってる風情なのもすごかった。
いわゆる憑依型なんですね~
たぶん、それぞれの現場では難なくその場のキャラになるんでしょうけど、計算じゃないのだろうな。


んで、そっから、また、中居さんを考えたわけですが。(ごめんね←誰に 笑)
中居さんの憑かれっぷりでいうと、「私は貝になりたい」だと思うんですけど。
寝てないとか、息止めるとか(それは綾野さん!)食べないとか、っていうのは一番追い込みになるわけで。
たぶん、中居さんの「私は貝になりたい」の場合は教誨師の上川さんとのシーン、処刑のシーン・・・、それからあの、遺書を書くシーンだと思うんだけども、特に。
綾野さんが、殿のベストシーンとして挙げていたのが、『会津公江戸城登城差し止め』だったのですが、「何のために勤めを果たしたのか、初めて大君の義を疑い」と後になって撮影時のご自分の気持ちを説明づけられたものの、その時は無心に真っ白になって、(上から降って来て)シナリオになかった、大君の義をぶつぶつ呟いた、という話をされてたけれど、あの、「降ってくる」という感じ。
あれって、中居さんのあの遺書のシーンもそうだったんだろうなあ、と思った。

役を生きる、っていう。それって病みつきになるんだろうな。
なんか、北島マヤみたいっすけど。(笑)
あれですよ、たとえば北島マヤの「若草物語」のベス。
ベッドから半分落ちながら歌うたってたんだっけ。あれ見て、ぞ~~~~っとみんながするじゃないですか。あれですね。

「八重の桜」の会津班(藩にあらず)メンバー、ぎりぎりまで突き詰めてったんだろうなあ。

それにしても、綾野さん、若殿の時、声まで若い(笑)
ちび八重に、ほんとに微笑んでる~~~~っ!!
確かに他のシーンでは仄かに目で笑みを浮かべたり、口元を綻ばすことはあっても、口角を上げては微笑んでないのだよなあ、殿って。
会津班は殿の微笑みを見たかったのよう。うっうっ
そして、ほんとに風邪ひいてたのか、殿、とか。

そういうことを考えてたら。

今日の朝ドラでひっくり返る。(笑)
まさかの前髪クネ男!!健次郎さんなんじょして~~~~~!!(大爆笑)

なまじ、ちょっとばかり童顔の美形なので、アイドル化しててもおかしくないけど、ダンスが中途半端。
なんだ、それ。モニカか!(いや、それ西郷どんだから)
「一日だけ休みだから出ようかと思って」って、それは八重なのか、八重なんか。出番がなかったから、スタジオからスタジオへ移動したのか。
おかしすぎる!!


あ、そうだ。
朝ドラといえば。
大女優・鈴鹿さんこと薬師丸ひろ子さんを見ていると、「Wの悲劇」の三田佳子さんを思い出す。
あの年の日本アカデミー賞の三田さんがまた、役まんまの大女優っぷりですごかったけど。
「顔はぶたないで!あたし女優なんだから!」はないよね、きっとね。(だろうよ)




今日の「八重の桜」は、「尚之助との再会」

このドラマを企画するにあたって、川崎尚之助という人物を郷土史家や他の方々の調査することにより、尚之助さまの真実が表に出ることになりました。
今年の大河ドラマは嘘のような真が多いのだけど、尚之助さまについては、よくぞ調べてくださいました!と思います。
かのドラマ「白虎隊」では、田中健さんが演じてられていたのですが、銃を取って戦する八重さんと考え方を異にして城を出る、という描かれ方をされていて、当時は川崎尚之助という人物じたいが不詳だったことにより、そのイメージが強く残っていたものでした。
しかし、このたび発見された真実では会津戦争後も斗南藩士として陸奥へくだり、藩の窮状を救うために先物取引などで米を手に入れるために奔走し、詐欺に遭い三千両もの支払を求められての裁判・・・その間に病を得て亡くなった、とのこと。
維新後の士族はさまざまに流転しているひとが多いので、きれいごとばかりではなかっただろうに、と思っていましたが、彼は詐欺に遭ってしまう、という不手際はあるものの、ちゃんと筋を通しての生き方をした方だったのだ、と思う。

それにしても、今回で八重さんとの再会を描いてくれたのはとても嬉しかったし、救われた気持ちがする。
実際は前夫について黙して語らなかったという八重さんと、会津との関わりをあえて絶ったかもしれない尚之助さま。
草葉の陰で困ったことだ、と苦笑いされながらも、満更でもないのかもしれないなあ、と思う。綺麗な綾瀬さんと長谷川さんを憑代にできたしね。(笑)


尚之助さま、いつも八重さんの顔を見つめて、涙を拭っていましたね。
優しく導きながら、支えて励まして。
会津の女性として、覚馬さんの妹として、そしてじゃじゃ馬の可愛い妻がとても愛おしかったんだなあ、なんて思ってしまいました。

ああ、すごく寂しい・・・。
殿に引き続き尚之助さまにまで会えないなんて。(涙)
来週、もう襄さんが現れてしまうわけですが。
お手並み拝見、ですわ。

NHK大河ドラマ特別展「八重の桜」
今日、京都文化博物館のNHK大河ドラマ特別展「八重の桜」に行ってきました。
画像は、その帰りに寄ったイノダコーヒー本店で。
テーブルの上のケーキセットともに、この展示の図録を写してます。
装丁がとても綺麗でした。

さて、この展示なんですけども、7月13日~9月1日の会期のうち、8月4日で展示内容が一部変わる、とのことで、容保公が題字、山川浩(明治時代に書かれたものなので、大蔵改め)本文書の家訓を見られるのが8月4日までなので、いそいそ行ってきました。

「八重の桜」を今まで集中して見て来たため、展示物ひとつひとつに思い入れがあって、とても充実した内容に感じました。
まず、開城直後の大きな写真に溜息をつき(苦笑)、上記の家訓には息を詰め、幕末の会津藩を物語る生き生きした史料や絵、日新館と追鳥狩図屏風に涙が出そうになりました。
会津にはなんの関わりもないし、あの時代に生きたわけでもないのに、なんでしょうか。
「八重の桜」の初回で若殿だった容保のお国入りとともに体験したような会津の国の美しさ、会津藩のひとびとの生活風景。ほんと、ドラマのまんま、なんですよ!
というより、脚本をはじめとして大河ドラマ制作のみなさんが、史料から映像を作られたわけなんですよね。すばらしいです。

また、今回、孝明天皇の御辰翰と御製の書状と、容保公の御辰翰添書と錦袋もあったのですが、この前では泣いてしまいました。
ちょっと密かに、恥ずかしいですが。
私は二十代前半の頃、司馬遼太郎著「王城の護衛者」を読んで容保公という方をとても好きになったのですが、この御辰翰については「東京銀行の金庫にねむっている」と余韻深く書いてありました。
世に出せないんだ!表に出る事はきっとないんだ!などと心震わせていたものでした。
この小説が書かれたのは1965年。それからも約半世紀経とうとした現代であって、こうして世に出ているのだなあ、と感慨深く、そして錦袋が本当に身につけられていたような感じ、そして書状の細かい折り目を見るにつけ感慨深かったのでした。
また、容保公が降伏の申し出の写も展示されていたのですが、『すべて自分の罪であり「人民に塗炭の苦しみ」を味合わせてしまった』、という内容がありました。
前回のあの、軍議の台詞はこれに拠ったのだな、と思いました。
そうそう、展示の説明に「途端」と書いてあったのですが図録で見ると明らかに「塗炭」。これは意味もかなり変わってくるし、ちょっと直して欲しいな~、と思っていたら、たぶんそのことについて係員に指摘しているらしき来館者がいました。(笑)
展示で見られる史料の部分には、この「塗炭」の箇所はなかった(説明は全文でしたが)ので、図録を見て言われていたのかドラマを見て言われていたのか。
ちょっと興味深かったです。

京都文化博物館での展示、とのことなのでもっと「新島襄さん、新島八重さん」が中心、な内容かと思っていましたが、会津の史料が多かったのが、とてもよかったです。
八重さんが生涯、故郷会津をとても大切に思われていたことも感じられました。
また、大河ドラマが企画されてから発見された、八重の旦那様川崎尚之助の史料も展示されていました。
尚之助さん関連本も博物館で販売されていたので、購入。
ますます、この方に思い入れができ、大好きになりました。
ドラマの次回内容は、まさにこの内容になるのではないか、と思います。
うー、切ない。

今回内容の感想も書きたかったのですが・・・。
それにしても八重さん、私が胸きゅんきゅんした尚之助さんの愛というか男の感傷というか、全然わかってない。(泣)いや、それよりやっぱり、「裏切られた」感が強かったんですねえ・・・。
どんだけ、スナイパーだったんでしょう。
男心がわかってない、といえば、大蔵さん。
大蔵さんの男心は、、ちょっと濃厚すぎる気がしました。
「女だ!」となって官軍に掴まれた時に後ろで八重さんを助けようとする大蔵さんも少し映ってましたけど、初恋のひとには傍にいてほしいんですね・・・。
いてどうする、ということもあるんですけどね・・・。
私、尚之助さんはお母さまや義姉さま、姪っ子、そして奥さんには苦労を掛けたくなくて「来なくていいです」「離縁しましょう」なんぞと言ったのかと思いましたが、八重さんが決めて行かないのですものねえ・・・。
この時点では一家挙げて移住された方もいれば、そうでもない方もいるのでなんともいえないのですけども。
ちなみに、本日の展示での史料の内容では、本当はあの時点ではまだ、山本家の女性たちは会津にいて、戦後2年目に斗南藩から旅費を支給されて川崎尚之助の奥さんとして尚之助さんの教え子であり以前に山本家居候もしていたのかな、という米沢藩の藩士内藤さん家に身を寄せた、ということらしい。
この戦後からの数年は、変転があったのでしょうね。

これから、ドラマでの容保が、もうずっと後まで出られないのでは、なんて思うと寂しい。
少しは出てくれることを望みます。
八重さんを見ていて、そしてNHKの番宣で「幕末のジャンヌ・ダルク」というのを見ていて、
「いや、それより【幕末のオスカル・フランソワ】!」
などと思っている私。

今日は、オスカル様の命日でもあるな、そういえば。

ジャンヌ・ダルク的なのは、むしろ竹子様だった、かな。

本当の会津戦争並みに時間をかけて、大河ドラマで会津戦争を描いている。
従来の幕末ものでは、幕府方の抵抗勢力、最後まで頑迷(よく描いて頑強)に戦った戦争、という扱い(日本史の教科書的にも)だったけれども、今回は江戸無血開城ののちの流れも丹念に描き、恭順や嘆願を聞き入れられずに戦いへと突き進む状況も、描かれていた。
無論、これまでの会津の政治力のなさ、他藩(主に討幕派での)内の抗争がなかったこと、事なかれ日和見他藩のように逃げられない京都守護職としての藩務、京都での武力で恨まれていた事情、すべても前半で丁寧に説明されている。

実に、今度の大河ドラマはバランスがよく取れていると感心する。
史料が数多く残り、それぞれの子孫・郷土的伝承も色濃くある時代だけに、しっかりと時代考証を考えられているのはよくわかるが、「篤姫」の付け焼刃のスイーツぶりとは、まったく異なる。
人物描写もしっかりしていてぶれない。
それでいて、とてもドラマチックでセンシティブだ。

綾瀬はるかのヒロインは大河史上最強のヒロインだ。
スーパー権力者や跳ねっかえりはいただろうが、訓練された射撃手、それも史実なんだからすごい。
どんどん、声に凄みが出てきた彼女、見事だ。
育っていく上で、米俵を担げるほどの腕力、峠をさっさと乗り越えていく脚力、新しい銃や火器を開発、工夫できるだけの知力、薙刀を振るい、訓をもとにした確固たる信念と矜持、それらが組み合わさっているから、こその最強。
とても説得力がある。
「白虎隊」の八重役は田中好子さんがされてて、こちらも好きだったんだけど、そういえば、すこし綾瀬はるかさん、似てるかも。

会津の女性たちの描き方もそれがあり、すべてが会津戦争への伏線となっていることがわかり、余計にひとつひとつの場面が愛おしい。
すべてが繋がっているんだ、と。

会津戦争の描き方で、必要以上に悲劇的に、言い方を変えれば「甘美」に描こうとしていないのも、バランス感覚がよい、と思う。
勿論、それぞれのエピソードには愛惜を感じるようにはなっているけれども、必要以上にはそうなっていない、と感じた。

実際の戦場で起こったことは、様々に伝えられている。
非常に悲惨な話も多く伝わっているとのことで、恐らく数十年前の大河ドラマであったら、もっと酷いシーンがあったんじゃないかな、と思う。
けれども、今回は官軍の側の描き方も考えてあって、二本松少年隊を無傷でそのまま家に帰そうと通したり、西郷の娘の介錯を手伝う際に彼女を気遣い「味方」と名乗ったエピソードが入っている一方で、残虐、略奪行為は描いていない。
現実があまりに酷いので、少しでも優しい話や願いを込めて、ということで残った話ではないか、というのもあるそうだけれども。

悲運の神保夫妻が、特に愛惜が込められていたことに優しさを感じた。
神保雪への土佐藩士の礼と、雪の自決のシーン。
放映後の感想でよく書かれていた、「七夕の再会」かな、と。
そう考える視聴者の感性と、製作者側の思いが結びついて、思い込みだけど、夫妻の魂が平安になってくれれば、と願ってしまう。

戦闘、自決、篭城、避難。
それぞれに女性たちが散り散りになっていく様は、やはり今現在の状況と重ね合わせて見るし、そういう意味もあるのだと思う。
それぞれを尊重し、認め合う勇気と優しさと強さもある。

京都守護職に任じられたことなどから、藩は困窮し領民が苦しめられていたことは確かだし、戦争は彼らの生活を脅かしたことも本当で、ドラマではさすがに描かないけど、ぎりぎりで逃げ出した武士階級もいたという噂さえある。
会津公への義理を感じるものもいれば、反発するものもいる。
これは、どこでも一緒だったろうと思う。

彼岸獅子の場面は、やはり昂揚した。
嘘のようなほんとの話。(笑)
キャスティングを見て、今回のドラマを見てきて、さぞかし見栄えのする「山川大蔵」が見れると楽しみにしていた場面でもあった。(やっぱり、二枚目俳優が演じるべき役柄!)
いや、かっこよかった、玉山さん。
いつかの薄幸御曹司も美しかったですが、ほんとに素晴らしかった。
いつかの「白虎隊」では獅子をかぶってた気がするんですが、どうだったかな。(笑)
非常にカタルシスのある場面でした。

大蔵入城、はよかったのだが、頼母退城決定。
ここでの、容保と頼母の対峙、とてもよかった。
ぎりぎりのところでのやりとりで、互いによく本当はわかっている、ということも伝わるビシバシとしたふたりのガチンコがもう・・・。
容保と家臣たちは、みんな優秀ですべてを見通せているし無用な対立もなければ、実に深慮深い殿は、それぞれの立場も思いやっているし、国を思っている。
それだけに、・・・・といったところ。

ここのあたりは、本当はどうか、というのはいろいろあるんだろうけれど、「八重の桜」的には、本当にお互いを思いやる君臣が見事で、美しければ美しいほどに、哀しい。

会津開城は、選挙日の来週。
心して、あと2回を見届けたいと思う。
ここなくしては、きっと後半の京都編に繋がっていかないのだろうな、と思う。


そして、オスカル様にも思いを馳せて。(そういえば、こっちは革命側だ)
そういえば、アンドレ的尚之助さまの今後も気になる・・・・。
目が悪くなったのは、覚馬だけど(脱線のしすぎーっ)・・・。


容保さまについては、また他に書いてみたいと思います。(なに宣言)
ボロボロ泣きました。

味いちもんめ。

伊橋、そして中居さん。

ここまで来たんだな。
なんて思いながら、出演者や本を書かれた方、スタッフ。
みんなみんなの思いを想像して勝手に。
見ながら、泣いた。
それから、お父さん、お兄さん。
まさに、親も歳だし♪で。


料理人対決の時、伊橋はお父さんのもとへ駆けつけずに取り組みましたね。


父や叔父を思い出しました。
みんな子供の働く姿を見に行ったり気にかけました。
そっと声もかけずに。
お店や営業所だから出来たこと。

私も本物になりたかった。
今のこんな風になりたくなかった。
でも、これからも何らかの形で働かねばならないだろう。

今までの私は、父や母のお陰で仕事が出来た。
衣食住心配なく、学校に行かせてもらい、いろんな庇護を受けていた。
何も返せず、甲斐性も見せられずいるのが何より辛い。

娘であるなら、甲斐性より家のことを求められるのかもしれない。

本物になりたい。

伊橋は素敵。
あの飄々した軽さもね。


愛しき日々

2013年4月28日 ドラマ。
昔、白虎隊というドラマにはまった。
その時の主題歌が堀内孝雄さんの愛しき日々。

実に歌詞と曲の美しさと会津の運命がマッチしていた。
この歌はこれだけでも美しく、今年の大河ドラマ見ていて既に頭の中でリフレイン

白虎隊の歌としてハマるけど、会津少将と若き家臣たちの歌という感じ

松平容保という方は一個人大名として見たならば、とても良い方で、司馬遼さんの小説を読むと感動的で、昔、中居さんで大河ドラマやってくれまいか、と思ったもんですが

今年、現存する写真生き写し状態で、今にも血管キレそうな綾野容保見るにつけ、やはり、愚か者不器用頑なだなあ、と思ってしまうのだった。
そこがたまらなく好きだったのですが

仮病使ってでも帰ればよいのに。
などと思ってしまった。

ともあれ、これからの会津はますます辛い
尚之助さんが八重さんに優しくてしかたありませんね
切ないです

一番はまったのが犬飼って言ったら中居ファンとしてどうよ(笑)

最終回、やたら饒舌チョコさん

やはり倍速だわ。シーズン重ねんと!

ご無理か。

ママ渾身のチョロが、ええんかな。



いつかまた見てチョ(笑)


ちょっといろいろありまして、かなりめげています
しんどい
お久しぶりです

昨日のアタルが、しみじみとよくって、書きたいこと山程あれど、そのさらっとした爽やかさと奥深さを壊したくもなくて。

治験薬やMRに白い影の直江先生と二関さんを思い。
岡田さんという俳優と中居さんの再共演に感じ入ったり。

精神医学や様々なパーソナリティーと生き方について考えこんでしまっていた私にとって遠藤さん演じる教授は素晴らしい存在感だった

岡田さんの演技はさりげなく凄い。
キャスティングの妙かもしれないが、とても印象深い!

このドラマは吉田さん演出だったと思うけど今回はどうだったろう。


今年の大河ドラマ。
前半、中盤では本当に見るのをやめようかと何度も思ったものだったが。

今年は、「浅井三姉妹」か「淀」でよかったのではないだろうか。

なんといっても、宮沢りえの淀がすばらしい。


田渕さんという脚本家は、時代劇ましてや大河ドラマにはまったく、向かないひとだとは思うけれども、どこかこう、ぐっとくる人物を奇跡的に描き出すひとでもある。
これも才能か。
彼女の書く脚本には、確かに人間の業とか感情の差し迫ったところを描く瞬間がある。
ただし、それは演者がそれを演じる相性を備えているか、演者自身が業を持っているか、演者としての力量があるかどうか、であって、そうでなかった場合は、まったく活きても来ない。
脚本家はしているつもりだろうが、まったくト書きも出来ていない。
これらの点で、上野樹里や水川あさみには、なかなか難しい。
彼女らのせいではないし、演出云々以前の問題でもある。
いや、彼女たちの役においては、わかりやすく彼女らと視聴者を導くべきだった。
無理矢理に、幼い頃からはめこまなくても、よかった。新解釈など要らなかった。
その点、そういうのはジェームス三木とかは抜群に上手かった。(大河的には、であるけれど)
上野樹里は、大変だろうと思う。
水川あさみのお初は、まだしも。

さて、宮沢りえと淀に戻ろう。
惜しむらくは、これが5年前であったなら。
宮沢りえの美貌は完璧だったとも思う。そして、貫禄も。
いや、今の顔だからいいのか。
あと、もっと惜しむらくは声か。
彼女の声は、もっと鈴が鳴るような声なのだが、後半の声が調子が悪そうで、なんとも勿体ない。
芝居でのうえで、声を抑えているせいなのだろうか。

それにしても、存在自体が、
艶やかで美しくて、そして哀しい。
彼女の迷いも、誇りも、なにもかもがまるで、本当に茶々が憑いているかのようだ。
彼女は、きっと、こんなひとだったのではないだろうか。

いろいろな淀を見たけど、しばらくはこのひとの右に出るひとは、いまい。

淀というひとほど、魅力的で多面的な捉え方ができるひとはいない。
不思議と、どんな女優が演じても、それなりに様になり絵になるのも淀というひとで。

今までの淀はみんな魅力的だったけど、今回はとても真に迫る。
人間として女として母として。
そして、間違いもおかすひととして。
実にすばらしい。

宮沢りえの存在なくして、このドラマは、大河ドラマとして成り立たなかった。
そう思う。
彼女が、この50年に及ぶ、大河ドラマの脈を救った。

淀殿への偏った見方が少しでもなくなったらいいな、とも思う。
太閤贔屓のひとたちがこの後、数百年も居たのは、彼女たちが確かに居たからだ。

とうちゃんの、あの手を挙げて見せた笑顔が忘れられない。

汽笛が鳴る列車に乗り込むあの姿。

ひでおの胸の痛みが私の胸の痛み。


数々の原田さんの役を見て来たけれど、中居さんの父親役が大好きだった。
優しい言葉を中居さんにも寄せて下さった。
「映画と取っ組み合う中居君が見たい」「また飲みに行きましょう」


まだ受け入れられない気持ちだけど…

苦しくてならない。

あの顔を何度も思い返している。
任侠ヘルパーSPを見た。

すんげぇ、かっこいいわ、アニキ。
彦一。
なにかがとりついてるんじゃないか、と思いました。(笑)

女性陣も素敵で。

ふつうに考えて、とんでもない設定なんだけど、いかにもドラマで好き。

そして、「味いち」が頭に残ったまんまだったので、あれこれ妄想しまくり。
「しんたろうくん、しぶい!」とか。(笑)
あ、敵役が、あの「婚カツ!」の彼だったりとか。(笑)
彦一さん、伊橋くんと気が合いそうだな、とか。
(伊橋くん、「こぁ~い!」とか言いそう)


任侠のラスト、よかったなあ。
ほら、伊橋くんのお父さん(おいおい)がさ、言ってたことが。
ヤクザやめて、働こうとしてて、毎日病院に通ったアンタを覚えてたから、「幸せだった」って言ったんだよ、言えたんだよ、かな。

しかし、りこちゃん。
すんごい一途な恋女だよねえ・・・。
ものすごい、きゅん、ときたわ。
黒木さんで、きゅん、って。(笑)
男勝りに見せてるんだけど、言っちゃうんだもんなあ、惚れた男に恋敵の記憶が戻らなければよかった、って思ってた、だーなんてなあ。
こういうひとがいるから、彦一もおっとこまえに見えるのね。(笑)


けど、あんな怪我して担ぎ込まれてたら、直江先生つめてーだろーなあ。
(どこまで妄想するんですか)

なんちゃって。


あああああー。ドラマみたい!ドラマみたい!
中居さんのドラマ!(ビデオとかでも)
なんでしたね〜
フィルムの懐かしい香りがしましたら。
今時、時代劇もフィルム撮りは少ないのですが、しみじみいい感じです。
いかにもテレ朝で。
だいえいドラマみたいでもありましたが(笑)

お馴染みメンバーとの間は最高だし、スペシャルメンバーとも息ピッタリ。
何度見直してもよい!

おやじキャラたち万歳です




といっても、あれはどう撮ってんですかね?(笑)
剛さんドラマを見ていますが・・・
やっぱり、「橋田ドラマ」っすねー
とにかく、「橋田ドラマ」。(笑)
ジャイさんがどうのこうの、ゆうより「橋田」カラーつよし・・・・。

橋田さん世代、今このときにこういう題材で書かねばっ、っていう気負い、あるんですよね。
他の方々もそうだし。
実際のことも含め、確かにこの頃のことっていうのは知っておかねば、ということはある。
そして・・・今までになく、なんかこうキナ臭いこの頃ですから。
感じることもある。

このドラマ全部をまだ見ているわけではないのですが、なんとも。
昔見た、大河ドラマの「山河燃ゆ」を思い出している。
すべてにおいて名作だったなあ、あれは。
あの時の出演女優さんたちが、みんな美しかったんだよね・・・・。


と、ドラマの話も書いていますが。


フィギュアスケート。
小塚くんと安藤さんのダブル優勝!
ふたりとも堂々たる雰囲気で素晴らしかった。
鈴木明子さんは今年もとても素敵なプログラムで、特にSPは大盛り上がり。
フリーは快調とはいえなかったけど、素敵なミュージカルナンバー。
ダンサーアキコ健在。
フィギュアスケート会場は、昨今の日中関係の影響は少ないですね。
もともと、中国のフィギュアスケートファンは日本選手ファンも多かったし、ね。
ただ、長洲未来ちゃんの日本風のフリーの時静かだったなあ・・・会場。



そして!
中居さんのニュース、嬉しいですね!
伊橋のその後、って密かに妄想してたことがありましたけど、本当に見れることがあるなんて!
歳相応の、成長した「味いち」が見れることが嬉しいです。

私たちの歳が相応に職業能力を磨けて、成長して仕事をしていけること、
働けること、立っていけること、誇りが持てること、自信を持てること、
それを是非表現して欲しいな、と願っています。

んでー、是非コチラの地方で以前のスペシャルも再放送してもらえまいか。
レギュラードラマもビデオテープなんだよねえ、大丈夫かな。(笑)
今日の「月の恋人」、まだ途中からしか見てませんが。

うーん、やっぱり木村さんったら「青二才」(役柄ね)が似合う。
ここ2回くらいかな、が、木村さんたらしめる、木村さんの「主人公」になってたかな。
「葉月蓮介」でした。

なーんでしょうね、
このドラマは長すぎたのか短かすぎたのか。
2、3時間のドラマでも尺は十分な気もするし。
でも、「葉月蓮介」は案外、長く見てあげねばならない男だという気もするので(苦笑)、テレビ小説なみにつきあわねばものたらんのかなあ、とか。
(今、NHKの「ちりとてちん」再放送と「ゲゲゲの女房」とかにハマっておるもので 笑)でも、そうしてみると、やっぱり篠原さんが主人公になるわね、このドラマは。


いや、そもそもが、これは「月曜日9時フジテレビでワンクール放映されるために企画されたドラマ」なんだよね・・・
誰に、っていうのが難しいんだけど。

「月の恋人」、なにが一番まずいかって・・・

1話では、あんなに魅力的だった林志玲をこんな風にフェイドアウトさせた(?)ことだ。
「恋はあせらず」の、小雪を見よ。
たぶん、あの小雪はまあ・・・ドラマ初出演、ってこともあるんだろうけれども。
あの時の彼女もまた扱い困っただろうけれど・・・。
ああいうやり方もあったのになあ。(一緒にするな、ってか。)

しかし、あのレゴリスの描き方と、ゆづきパパの単純さをどうにかしてくれ。
世の中の企業戦士をバカにしすぎている。(苦笑)

ほんっとに、木村さんのドラマらしい、手の掛け方をしていたり。
俳優陣の上手さはあるのに。


そもそも、蓮介の周りのひとたちって一体・・・(苦笑)

中国の工場を作る時に、レゴリスを業界二位に押し上げた品質を支えた技術力をなぜ持って行ってないわけ?工場長は第一人者を派遣してないの?
そして、技術力のある工員とチャイニーズエリートをどうして雇ってないの?
・・・ありえないですね。
「蓮介、がんばれ」じゃねーだろ、って。
辞めたひとたちの罪状は深いぞ。
辞表を受け取っても、なにもひどくないぞ。
そのひとたちに任せた社長さん、がね。一番ひどい。
そっちを責めろよ、社員。


木村さんの、フラストレーションを思ってしまう・・・・。
(ブログは読んでないのですが)
理屈をねじ伏せる、「バケ」方こそが、レギュラードラマの醍醐味、なんですけれどもね。

だって、テレビドラマなんて「ありえねー」のフィクションだからいいんだから。

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