春みすえ 歩幅せましも わが季待つ

と書いた中居さん。
ほんとですね、「砂の器」の三木さんの句を思います。

秀でたる まなこ輝け 春は来る

昨夜、「砂の器」を見ていました。
8話から最終章まで。
何回も見るたびに、いろんな発見や思いをしますが・・・
今回は、和賀を見守るひとたちの目と思いを感じています。

「宿命」のコンサートの舞台袖の刑事たち。
吉村(永井大さん)が泣きそうな顔をしているんですよね・・・・。
ものすごく、愛しく惜しんでる感じがする。
http://sarasa0818.diarynote.jp/200502250234320000/



春は来る、必ず来る

と、本浦千代吉も言いました。

彼らは皆、和賀の「春」を願っていたんですね。
その「春」は、いつかきっと来る、と。
みんな、方向性はちがうけれども、思いはちがうけれども・・・
なによりも、間違いなかったのは彼らは皆、和賀に、秀夫に未来を見ていたこと、だ。
前を見ていたこと、だ。
これって、すごい。
あのドラマは絶望を描いているんじゃなくって、希望を描いてる。
それでも、あのラストカットは不思議な感じがする。

中居さんの演じる作品は、いつもラストがなんともいえず余韻をある。

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