多発性骨髄腫の新薬承認発売─3種類そろう
2010年8月31日 つれづれ。ありがとうございました。
ありがたいお申し出があり、9月2日のライブに参加できることになりました。
チケットをお譲りいただくための連絡先の表示を消しました。
今日の京都新聞に記事が載っていた。
多発性骨髄腫・・・直江先生が罹った病気だ。
あの小説が書かれた時代とは、一般的な癌への認識が変わった。
思えば、あのドラマが放映された当時とも変わった気がしているが・・・、より身近に迫ったものとも思える。もちろん、脅威ではある。
しかし、現在は生活習慣病と同じく薬でコントロールし、通院で通常に近い生活を送ることができる。
だが、多発性骨髄腫は患者にとっては痛くて辛く、平均余命が短く、難治であることや再発を繰り返す・・・・とういうことには変わりはなかったようだ。
この多発性骨髄腫の患者に世界中で使われている薬が、ようやく国内ですべてそろったことになる。
注射薬のボルテジミブ(2006年承認)、飲み薬のサリドマイド(2008年承認)、そして今回のレナリドミド。(今年7月承認)
副作用は感染症にかからないように気をつけなければいけない白血球減少、手足のしびれる、ということがあるらしい。
また、サリドマイドと同様、妊娠への影響等の危険性も否定できないため、厳格な安全管理が義務付けられ、薬剤師、患者、処方医師を登録し専用の小型端末を利用して販売製薬会社から薬を受け取る、という「レブメイト」というシステムを構築した。
が、患者にとっては望みを高く持てる薬だ。
かつて平均余命3、4年とされていたのが、3種類を併用していくと、うまくいくと15年くらいにはなるのではないか、慢性病のようになる可能性もあるかも、と。
まだまだ薬が高価なのも、課題であるというが・・・。
病を得る、というのはとても怖いし恐れを抱くが、それによって変わっていくひとの姿を見ると決してマイナスだけではないように思う。
完全に健康体でなくても、病気と「共存」しながら生きていく、ということがあたりまえの社会になっていけばいいな、とも思う。
直江先生が「どうして、僕が」という絶望から、「死んでいく僕だからできる医療を」と願うまでのことを思い返している。
もっと、彼に時間があったなら、とも思うけれど、あの濃密な生き方があったからこそ倫子とも出会えたのかなあ、とも思う。
なんとも人生の妙みたいなものを感じたりする。
話は変わるけど、SMAP MAGAZINEで、だったか、なんだっけ。
なにで言ってましたっけ(笑)。
中居さん、「僕」と「俺」の一人称に関して、雑誌のインタビューなどで喋るのは「僕」が多いね、とか言ってましたね。
直江先生の「僕」と「俺」も、そんな感じで。
男の人はそういうの、面白いですね。
女性はどうなんでしょうね・・・・。
「わたし」が普通なんですが、関西ではまあ、普通喋りで「うち」というひともありますが。
・・・あらなんて支離滅裂な記事。(苦笑)
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