子曰はく、
「吾、十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順(みみしたが )ふ。
七十にして心の欲する所に従へども、
矩を踰(こ )えず」と。
現在、職探し中。
必要に迫られて、4年ぶりにまた、履歴書を書き職務経歴書を書いている。
自分の越し方を思う。
なんだか、恥ずかしいことばかり。
いろんなコンプレックスに向き合うばかり。
ただいま38歳、今年の冬には39歳。
不惑の歳を目前にしている。
今日、隣家のおばさんが来られた。
その息子さんは、幼馴染みの同級生。
彼は、カメラマン、アーティスト。
素敵な作品を見せていただいた。
彼は、自分の道を真っ直ぐに一途に歩いて、花開こうとしている。
三十数年前の、小学校の入学式。
彼は私の隣に居た。
小学校の頃は札付きの悪童だった、とのことだったけれど、私はもっと幼い頃の思い出が強くて、ほとんど忘れていた。
幼い頃と、ふたたび同じクラスになった中学生の頃、の彼は堅実なひとでアーティスト、だった。
そのままの彼、そのもの、なんだと知って、ちょっと感動した。
成長はしているけれど、変わっていった先の未来、ではなくて繋がっている感じなのが、感動。
これから、という感じなのがとても眩しい。
でも、ひとつちがいでも。
道半ばにして・・・、というひとも・・・
私たちの道の終わりがいつ来るかわからないけれども、やっぱり、まだずっと先のようにも思える。
ちょっと、それが重いとも思えるこの頃、だけれど。
近頃、二十代のころと違って、同年代のひとたちのことを聞くたびに彼ら彼女らの子供の頃や十代の頃や二十代の頃を思い出してはなんとも、感慨深い。
自分がとても中途半端だな、と思えてならない。
こんな四月は、ちょっと辛い、かな。
やりたいこと、なすべきことはありながらも、いろんな風に心惑うのは更に増している気がしている。
三十にして独り立ち、が出来ていないし。
四十前にして、まだ了見狭いし。
修行修行修行・・・ですな。
私は新井素子さんの「ネプチューン」での「黄金の魚」も好き。
なんというか・・・・
淋しくて同時にほこらしい孤独な金色の魚。
かがやくから他の魚に背を向けられる。
あたりは暗い海、暗い色彩。
暗い中、たった一匹。
たまらない孤独。
「まわりに誰もいないから、輝いてでもいなければたまらないんだ」
和賀さん。
和賀さんは不惑の歳を迎えるのかな。
「吾、十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順(みみしたが )ふ。
七十にして心の欲する所に従へども、
矩を踰(こ )えず」と。
現在、職探し中。
必要に迫られて、4年ぶりにまた、履歴書を書き職務経歴書を書いている。
自分の越し方を思う。
なんだか、恥ずかしいことばかり。
いろんなコンプレックスに向き合うばかり。
ただいま38歳、今年の冬には39歳。
不惑の歳を目前にしている。
今日、隣家のおばさんが来られた。
その息子さんは、幼馴染みの同級生。
彼は、カメラマン、アーティスト。
素敵な作品を見せていただいた。
彼は、自分の道を真っ直ぐに一途に歩いて、花開こうとしている。
三十数年前の、小学校の入学式。
彼は私の隣に居た。
小学校の頃は札付きの悪童だった、とのことだったけれど、私はもっと幼い頃の思い出が強くて、ほとんど忘れていた。
幼い頃と、ふたたび同じクラスになった中学生の頃、の彼は堅実なひとでアーティスト、だった。
そのままの彼、そのもの、なんだと知って、ちょっと感動した。
成長はしているけれど、変わっていった先の未来、ではなくて繋がっている感じなのが、感動。
これから、という感じなのがとても眩しい。
でも、ひとつちがいでも。
道半ばにして・・・、というひとも・・・
私たちの道の終わりがいつ来るかわからないけれども、やっぱり、まだずっと先のようにも思える。
ちょっと、それが重いとも思えるこの頃、だけれど。
近頃、二十代のころと違って、同年代のひとたちのことを聞くたびに彼ら彼女らの子供の頃や十代の頃や二十代の頃を思い出してはなんとも、感慨深い。
自分がとても中途半端だな、と思えてならない。
こんな四月は、ちょっと辛い、かな。
やりたいこと、なすべきことはありながらも、いろんな風に心惑うのは更に増している気がしている。
三十にして独り立ち、が出来ていないし。
四十前にして、まだ了見狭いし。
修行修行修行・・・ですな。
「黄金の魚」
谷川俊太郎
おおきなさかなはおおきなくちで
ちゅうくらいのさかなをたべ
ちゅうくらいのさかなは
ちいさなさかなをたべ
ちいさなさかなは
もっとちいさな
さかなをたべ
いのちはいのちをいけにえとして
ひかりかがやく
しあわせはふしあわせをやしないとして
はなひらく
どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだが
とけていないということはない
私は新井素子さんの「ネプチューン」での「黄金の魚」も好き。
なんというか・・・・
淋しくて同時にほこらしい孤独な金色の魚。
かがやくから他の魚に背を向けられる。
あたりは暗い海、暗い色彩。
暗い中、たった一匹。
たまらない孤独。
「まわりに誰もいないから、輝いてでもいなければたまらないんだ」
和賀さん。
和賀さんは不惑の歳を迎えるのかな。
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