春みすえ 歩幅せましも わが季待つ

と書いた中居さん。
ほんとですね、「砂の器」の三木さんの句を思います。

秀でたる まなこ輝け 春は来る

昨夜、「砂の器」を見ていました。
8話から最終章まで。
何回も見るたびに、いろんな発見や思いをしますが・・・
今回は、和賀を見守るひとたちの目と思いを感じています。

「宿命」のコンサートの舞台袖の刑事たち。
吉村(永井大さん)が泣きそうな顔をしているんですよね・・・・。
ものすごく、愛しく惜しんでる感じがする。
http://sarasa0818.diarynote.jp/200502250234320000/



春は来る、必ず来る

と、本浦千代吉も言いました。

彼らは皆、和賀の「春」を願っていたんですね。
その「春」は、いつかきっと来る、と。
みんな、方向性はちがうけれども、思いはちがうけれども・・・
なによりも、間違いなかったのは彼らは皆、和賀に、秀夫に未来を見ていたこと、だ。
前を見ていたこと、だ。
これって、すごい。
あのドラマは絶望を描いているんじゃなくって、希望を描いてる。
それでも、あのラストカットは不思議な感じがする。

中居さんの演じる作品は、いつもラストがなんともいえず余韻をある。

コメント

mako
2010年2月5日19:46

さらささま、こんばんは☆

秀でたる まなこ輝け 春は来る

この句だけで何ぼでも泣けます・・。
秀夫の未来を願っていたんですよね、三木さんも。
吉村刑事の泣きそうな顔、何度か見てて最近になって気付いたんです(遅っ)
あんなに犯人逮捕に執念燃やしていたのになぁなんて・・泣きそうな顔をしているのがとても印象的でぐっと来ました。
これからの和賀さんの未来にもきっと春は来ますよね。

さらさ
2010年2月5日23:36

makoさま
大きい画面の、すばらしい映像での和賀さんはいかがでしたか~?
私も、新しいテレビで見た時に改めて、ドラマなのに妥協しない映像に感嘆、しました。
マンションのなかの和賀さんの画、テレビによっては本当に暗くて顔や表情がよくわからないくらいでしたから。(苦笑)

・・・ととと、話が大きくレスからは外れました。(笑)

リアルタイムで見てた時は三木さんのこと、憎らしくも思えたくらいなんですけれども、彼は彼なりのやり方でしか、救えなかったとも思うのですよね。
和賀さんの過ちも、きっとあの世で赦したんじゃないかとも思っています。

和賀さん、葛藤のなか、三木さんの思いにも心を至らせていましたね。
届いたんだよ、三木さんの思いも。
そんな風に思いました。
千代吉、秀夫から「三木さんを殺してしまいました。」と聞いた時、どのように思ったのでしょうか。
「すまんかった」という言葉が・・・。

それでも、「生きていてくれてよかった」と。
そう思ったことだろう、と。

三木さんも、先にその思いを伝えられて・・・抱きしめてくれたら。
和賀さんも、もしかして・・・、とも思ったり。


春は、そっといつか。
いつか。
ですよね、makoさん。

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