ルーブル美術館展
ルーブル美術館展
今日は、京都市美術館に母と出かけた。
9月に入っても暑くて暑くて・・・。
着いたのが10時ごろ。
もう、沢山のひとが並んでいて、30分くらい待ち、だったかな。
会場も人が多くて、なかなか近づけない作品もあったけど、やっぱり、本物はちがうなー。
正面に立って見ると面白い。
17世紀、ということで、結構知られた作品も多く、題材も見やすいし見ていてドラマチックでよい。


そして、やはり噂どおり。
「大工ヨセフ」が素晴らしかった。

ラトゥール、という画家の名前自体で覚えていなかったけれど、マグダラのマリアと蝋燭の幾つかの絵だとか、「怖い絵」というベストセラーで有名となった(って、もともと有名か 苦笑)「いかさま師」の、といわれれば。
「あーっ!!」てなもので。
この画家の描く印象的な顔立ちは、卵型で、なかなか印象的だったものだけれども表情がなんとも好き。

本作の、幼きイエスと「養父」(聖母マリアの夫)ヨセフとのこの静謐で厳かで、なおかつ濃厚な絆と関係・・・。
蝋燭の炎とその光。
ふたりの眼差し。
ちょっと、忘れられない。
もう一度、見に行こうかな・・・・。

それにしても、ほんとに聖ヨセフってのは、老人に描かれるんですねえ・・・・。

一緒に展示されていた聖母たちがあまりに若く美しく、艶やかにさえ見えた(エスランの聖母)ので、なんとも。(見方が俗世的か)


それから、(パテシバ)の妖しさと色っぽさは凄い(笑)し、(アンドロメダを救うペルセウス)の構図は、アンドロメダの姿態に目を奪われて、ペルセウスも怪物も、ご両親も彼女を彩るモチーフ、という感じ。
救世主さえも、彼女が呼んだかのようだ。
魅惑的。

ベラスケスの「王女マルガリータ」を見られたのも、嬉しかった。


http://www.ntv.co.jp/louvre/
(画像)

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