なんだかなあ(苦笑)
2009年2月23日 つれづれ。 コメント (4)自分自身の雇用不安も抱えつつ、でも今は自分の仕事をまっとうするのが第一だわ、と。
スキルも磨かなきゃ・・・と私も毎日勤めつつ内心焦っているのですが。
このところ求職の方が増えて、わが社にもあちこちから問い合わせが来ることが多くなりました。
そして、求職に関しては社内外問わずいろんな話を聞きます。
学生さんの就職活動についても。
んで。
思うわけなんですが、それぞれに事情があるのはよくよくわかるんですが。
なんだかんだいって、利己的なひとがすごく多い。
ほんと、「だから仕事が見つからないんじゃないの!」と言いたくなる人が多い。
まずは、地に足つけて誠実に動くことが肝要かと思います。
大変だ、大変だ、と自分の都合ばかりを言っていては、能力をかってくれるひとはいないと思います。
伝わりますよ、人間同士なんだから。
信頼できるひとかどうか、お互い見極めたいわけなんですから。
とはいっても、本当に、状況は過酷です。
個人の責任や能力のせいにできる段階ではありません。
労働者は今、立場や職種にかかわらず、ぎりぎりのきりきり舞いです。
そういう点では、国も企業も責任逃れをしていると思います。
それから。
学生さんたち、せっかく専門の分野が明確にある方が多いのに、どうしてまったくちがう分野で仕事を探すひとが多いのか。(理系、情報系に多い)
これも不思議です。
私のような文学部出なんかはどうしようもないのですが(苦笑)、ほんとにもったいないなあ、という・・・。
専門分野を四年間か六年間やってきて、「向いてない」と思ったのかもしれませんが、なかなか自分に向いている、合っている、という仕事というのは、そうはっきりしないものだと思うのですけどもね。
そこらへんの経歴(学歴)と志望分野のミスマッチの多さ、ってなんなんでしょうね・・・・。
高等教育の意味ないやん、とさえ思えてしまう。
ま、ほんと、ひとのこと言えないんですが。(苦笑)
日本史とか博物館学とかやってて、流通に行ったひとですから。
今はとりあえず、営業企画(?)
お客さんが増えてほしいんですが、どないなんでしょう、という。
どこぞも厳しい世の中です。
*****************
「おくりびと」
アカデミー賞受賞、おめでとうございます。
滝田監督、大金星だなー。
言ったらなんだけど、今まで見ていて、娯楽エンターテイメント(しかもあまり予算的にどうよ、といかんじの)系のひとなんだな、と思ってただけでしたけど。
あ、「壬生義士伝」とかか。でもなー、うーん。(笑)
まあ、監督自身がおっしゃるように、これは本木さんの企画と。
それから、演技が素晴らしかったんでしょうねえ。
丁寧に作られた作品であることも間違いないでしょうし。
見ていないのでよくわかりませんが、脚本もよいのでしょうね。
題材も、興味深いです。
明るい話題で、なによりです。
完成して上映する前からの評判も高く、口コミもなかなかよかったですから、国内外ともに評価は本当は乖離していない稀有な作品なんじゃないかな、と私は思っています。
この手の受賞作は見逃していることが多いのですが、近いうちに見れるといいな。
なんて思います。
スキルも磨かなきゃ・・・と私も毎日勤めつつ内心焦っているのですが。
このところ求職の方が増えて、わが社にもあちこちから問い合わせが来ることが多くなりました。
そして、求職に関しては社内外問わずいろんな話を聞きます。
学生さんの就職活動についても。
んで。
思うわけなんですが、それぞれに事情があるのはよくよくわかるんですが。
なんだかんだいって、利己的なひとがすごく多い。
ほんと、「だから仕事が見つからないんじゃないの!」と言いたくなる人が多い。
まずは、地に足つけて誠実に動くことが肝要かと思います。
大変だ、大変だ、と自分の都合ばかりを言っていては、能力をかってくれるひとはいないと思います。
伝わりますよ、人間同士なんだから。
信頼できるひとかどうか、お互い見極めたいわけなんですから。
とはいっても、本当に、状況は過酷です。
個人の責任や能力のせいにできる段階ではありません。
労働者は今、立場や職種にかかわらず、ぎりぎりのきりきり舞いです。
そういう点では、国も企業も責任逃れをしていると思います。
それから。
学生さんたち、せっかく専門の分野が明確にある方が多いのに、どうしてまったくちがう分野で仕事を探すひとが多いのか。(理系、情報系に多い)
これも不思議です。
私のような文学部出なんかはどうしようもないのですが(苦笑)、ほんとにもったいないなあ、という・・・。
専門分野を四年間か六年間やってきて、「向いてない」と思ったのかもしれませんが、なかなか自分に向いている、合っている、という仕事というのは、そうはっきりしないものだと思うのですけどもね。
そこらへんの経歴(学歴)と志望分野のミスマッチの多さ、ってなんなんでしょうね・・・・。
高等教育の意味ないやん、とさえ思えてしまう。
ま、ほんと、ひとのこと言えないんですが。(苦笑)
日本史とか博物館学とかやってて、流通に行ったひとですから。
今はとりあえず、営業企画(?)
お客さんが増えてほしいんですが、どないなんでしょう、という。
どこぞも厳しい世の中です。
*****************
「おくりびと」
アカデミー賞受賞、おめでとうございます。
滝田監督、大金星だなー。
言ったらなんだけど、今まで見ていて、娯楽エンターテイメント(しかもあまり予算的にどうよ、といかんじの)系のひとなんだな、と思ってただけでしたけど。
あ、「壬生義士伝」とかか。でもなー、うーん。(笑)
まあ、監督自身がおっしゃるように、これは本木さんの企画と。
それから、演技が素晴らしかったんでしょうねえ。
丁寧に作られた作品であることも間違いないでしょうし。
見ていないのでよくわかりませんが、脚本もよいのでしょうね。
題材も、興味深いです。
明るい話題で、なによりです。
完成して上映する前からの評判も高く、口コミもなかなかよかったですから、国内外ともに評価は本当は乖離していない稀有な作品なんじゃないかな、と私は思っています。
この手の受賞作は見逃していることが多いのですが、近いうちに見れるといいな。
なんて思います。
コメント
もうすぐ理系大学生になる息子を持つ身として、
将来のこと考えながら、さらささんの日記を読みました。
ちょっと前なら、理系の方が就職するのに有利って言われてたんですが、
この不況で、そうも言ってられない事態になってます。
ウチの子が行く大学でも内定取り消しが何人も有って、
留年して、来年の就職に備える人のために授業料の減免があると、
こちらのローカルニュースで伝えてました。
自分の勉強した事がいかせる会社の内定を取り消され、
さらささんの書かれているように、専門外の仕事も視野に入れて、
考えていると言っていた学生さんの映像もニュースで見ました。
ミスマッチもあると思いますが、不況のせいかもしれませんよ。
こんにちは、コメントありがとうございます。
自分勝手な持論を書いていまして、実際のところの理系大学生については私の見聞のうちであることをご理解ください。(笑)
転職しましてから、理系出身の方とも机を並べて仕事をする機会が増えたのですけど、数学的センスがほんとに鮮やかで・・・とても羨ましいのですよ。
それがあって、十代から二十代前半で理系的センスを養い、知識を学んだことの貴重さを生かしてほしいなあ、と思ったのです。
それから、実は理系大学生の職業選択・職種選択については、私はここ7,8年感じてきたことです。今でこそこんな状況ですが、この2,3年はむしろ売り手市場で、学生さんたちの姿勢や態度は中小企業や不景気な業界にいましたら、ずいぶん強気にも出られました。(苦笑)
みずからを振り返ってみると、学生のうちはそれくらいのほうがいいのかな、とも思いましたけれども。
一見、理系学生が関係ないと思われる会社でも、実際は営業や材料調達や品質管理などで専門知識が必要な分野なども多いと思われますし、中小企業で今まで機会がなかったけれど今だから優秀な人材を待っている、という会社もあるでしょうし。
活かせるみちはいろいろあると思うのですが、はじめから安定志向だったり大企業志向だったりあきらめていたり・・・・、というひとたちもいると思うのですよね。
親戚の子や、以前の職場にいたアルバイトさんの話などを聞いていると、そのあたりがね・・・・。どうなんだろうなあ、と思うことが多かったので、つい書いてしまった次第です。
理系の学生たちは、わたしたちがふにゃふにゃしている間も、レポートや試験、実験で学校に詰めていたことが多かったですし、留年も数倍でした。
でも、厳しいぶんだけ、ゼミなどはたてよこの関係はとても濃かったですし、そのぶん、企業や外部とのつながりもあったものでした。
今は、どうかわかりませんが・・・。
卒業した先のことをもちろん考えることも確かなんですが、学生は勉強すること、これがやはり本分であってほしいですね。
理想論ですが・・・。
それが、いわゆる「のびしろ」になるそうです。
学ぶ力、研究する力、を持っていれば、のちの働く力になるのではないか、と。
今は、社会や会社に余裕がないから、学生には大変な時代になりましたけれども。
生意気ばかりで、申しわけありません。
丁寧なお返事ありがとうございました。
ウチの子理系でやってけるかしらと、ちょっと心配になりましたが(汗)
さらささんの言わんとしていることはしっかり伝わりました。
確かに、去年の春ごろまでは売り手市場でしたね。
大企業志向と言うのもあったでしょう。
これからは、そんな事も言ってられませんよね。
この不況から、何か学び取って欲しいとも思ったりしています。
若輩者の(という年齢ではない?笑)くりごとをバシッと受け止めてくださってありがとうございます。
ほっとしました。
アー君の学生生活に幸あれ、と祈ってます。
だいじょうぶですよ、きっと。