昨今の、占いや霊脳に関する番組の多さには食傷気味ではありますけれども。

それは誰もがなにかに縋りたい、方向を指し示して欲しい、と願う・・・そんな時代の現われ、でもあるのでしょう。
そして、「使命」を受けていると感じている能力者というひとたちもまた、人々を救いたい、と願うのでしょう。
それでも、あまりに番組や取り上げることが多いのはテレビとしてどうか、とは思う。
何事もバランス、だと考える私にとっては疑問は疑問。

そうしたなかでの「金スマ」。
見ていて、なかなかに疲れました。
その前からフィギュアスケートなどの番組を見ていた後、というのもありますけれども。
話題の人たちに対し、誰もが持つポイントや疑問点を呈示し、それを木村さんや美輪さんによって明確にし、あとは「お考えなさい」と言われているような気がしました。

こういう時、中居さんは断定的な事は言わないですね。
ほんとに歯がゆいほどの姿勢。ちょっと歯がゆすぎるくらいの。
でも木村さんや美輪さんの中居さんに対する眼差しを見ていて、全部お見通しの理解あることに、ほっと安心。
それが、あの「キツネとタヌキのハーフ、どん兵衛が前世」という言葉に繋がるような気がします。
あのどん兵衛の中居社長でもある、中居さんを肯定している。

宮内庁が抗議を出したように、松たか子さんが自分のことばで結婚について話したかったと書いたように。
「マスコミは味方じゃない」という言葉と、芸能界の厳しさ。
大変な世界なのだ、と思う。
その世界でも、そのなかに優しさと温かさを感じ取れれば、広げる力があれば、また、やっていける世界なのかもしれない。
綺麗事ばかりじゃないけど、自分の生き方を持っていれば。
それでも、やっていけるかもしれない。
これは、どの世界でも人間関係でも、そうなのかも。

そのためには、優しさと厳しさを受け容れられる柔軟性を持って生きていきたいものだ。

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