興福寺に行って来ました
五重塔を写しました。

博物館の中で雨が降っているのに気づいて、食堂で遅めのお昼を摂って、雨が止んだのを見て外に出ました。
このときは、日が差していたのですが、東金堂で薬師如来、日光・月光菩薩、文殊菩薩像をお参りしている間に、また雨が。

楽しみにしていた国宝館へ。

阿修羅像を中心とした、八部衆一堂公開。

これが結構、お目当てだったので嬉しかった。
やはり、阿修羅はとても凛々しくて端正、だった。
八部衆は、二歩、三歩下がった位置から見ると、見応えがある。
勿論、ガラスケース越し、なんだけども。

興福寺の阿修羅像。
直江先生が眉間を寄せていたあの顔、あの顔はこの阿修羅。

呼吸困難に陥った石倉さんに処置をした後に、石倉さんと向かい合う直江。
直江の腕を掴んだ石倉さんへ向けた眉根を寄せたかお。
そして「だいじょうぶ」

帰りに阿修羅像の絵葉書を幾枚か求めて、外に出た。
やはり、雨。

そして、初の公開となるらしい秘仏を本坊にまで見学。

鎌倉の頃の作、で聖観音菩薩立像。
遠目に眺めたけれども、実にほっそりと端麗な観音像で、「端麗な佳人」を拝見した、といった感想を抱いた。
綺麗です。

帰りは、奈良漬けをお土産に買って京都へ帰ってきた。
喋り足らずに、友達とケーキセットを食べながら、また2時間近くお喋り。
仕事の話、趣味の話、インターネットの話。
実に興味深くて、面白かった。
しかし、ネットでのことって、どういう趣味の分野であろうと、悲喜哀楽、まこと共通するものも多い。
で、案外、ネットって狭い世界だと思う。(苦笑)
表れ出てる人、という面ではね。
ちょっと、襟を正そうと思いましたわ、はい。

コメント

ユーリ
ユーリ
2007年11月12日8:03

さらささま
阿修羅像ごらんになってきたのですね。
私ももう2年前になりますが、見てきた時思い出したものはいっしょです(というよりそのために行ったような…(笑))
石倉さんに向けたあの慈悲の笑顔はどの菩薩さまでしょう?
と仏像を見ると考えたりします。

さらさ
さらさ
2007年11月12日16:53

ユーリさん
コメントありがとうございます。
あの時の澄んだ瞳とまさしく「慈悲の笑顔」。
このひとはどんな生を送ってきてこんな顔をしているんだろう・・・、と思いました。
そして、思いますね。
「このひとと同時代に生きてよかった、巡り会えてよかった」、と。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索