合掌づくり

2007年9月15日 旅。
合掌づくり
白川郷では、神田家が一番ゆっくり見ることができた。
家の方の少し早口だけど、説得力のある力強い言葉だとか、見かけよりもずっと強くて、ひとからひとへ確かに伝えられた美しく合理的な合掌づくりの家の立ち姿だとか。
暮らす、生きる、ってこういうことなんだな、と思った。

世界遺産に登録されてからは一層、保存と公開と観光化、と。
さまざまな苦心があるだろうに、神田家の方に、力をいただいた気がした、そんな暑い日。

ところで、画像はその神田家の3階かな、2階かな、見たところです。
実際は、すべてがそうじゃないけど、合掌づくりの家は同じ方向を向いていたそうです。
風の向き、雪の降るさま、雨の降り方。
それらにうまく適応する方向を向いて立っていて、とても合理的で意味があったそうです。
あと、展望台(城跡)から見ると、正面を向いていたそうで、お殿様にお行儀よく向かっていた、という意味もあるような。

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