いま、「宿命」っていったっ?!
2007年3月11日 演劇て、テレビに問いかけてる私ってなに・・・。(爆)
今日まで見ても、あの結末に至る鉄平さんが信じられない。
やっぱり「それを言っちゃおしめいよ」(@セロリさん、すみません)の、自ら生み出した刃のゆえなのでしょうか・・・・。
そして一方、モノづくり。
NHKのドラマ「ハゲタカ」といい、考えさせられますね。
今、この国のモノづくりは危機が叫ばれるとともに、改めて再認識されている。
私たちの世代は前の世代から受けとめてこれるのだろうか?
次の世代に伝えられるのだろうか?
な〜んてね。
法廷シーンと寧子おかあさんに違和感がある私はどうなのでしょうか。(すみません)
う、うーん・・・。
どこか肝心なところで、気持ちのベクトルが外されるのだ、このドラマの登場人物たち。
昨日の今日でなにやってんねん、な私なんですが。
今日は母の代打でお芝居見に行ってきた。
「ドライビング・ミス・デイジー」。
(1989年製作の映画がジェシカ・タンディ、モーガン・フリーマンが演じ、その年のアカデミー賞作品賞・主演女優賞・脚色賞をとったのでも有名。)
奈良岡朋子さん、仲代達矢さん主演、劇団 民藝+無名塾公演。
祖母のことがあってすぐに見たから、アトランタを舞台に1948年から1973年を背景にした、という社会派的な面というよりも・・・・ユダヤ教徒未亡人とその運転手。
ふたりの老いと減らず口(笑)と友情をしみじみと味わった。
奇しくも、主人公デイジーの72歳からラストシーンは97歳。
うちの祖母も97歳なのだった。
ふたりの役者さん。
買い求めたパンフレットのなかのコメントや、今日の舞台の上での飄々とした、寧ろ淡々とした芝居が素晴らしい。
奈良岡さんは「待たれる」役者になりたいと言われる。
うまい役者はうまいと思うけど、琴線にふれない。
いい役者はそんなにうまくないけれど丸ごと琴線に触れる。
そして「待たれる」。
・・・・さあ、誰かさんを思いませんか?(根っからのバカね、私)
仲代さんは言われる。
羞恥心をなかなか飛ばせない、コンプレックスを抱え自意識過剰で人前に出るのは難しいな、というひとが努力する方が質がいい気がする、と。
しょせん人間性が芸に出る。
それとあとはついその気になれる、フッとその気になれる。
もしこの役の人物だったら・・・?
という気になれるひとが天分があるのだ、と。
うまくやりたい、誰かになにか言われたい、そんなことばかりじゃないほうが結局はいいのだろうか。
それでも、きっとそれは葛藤を自分で通り過ぎてから掴むものなのかもしれない。
それが「人間性が芸に出る」ってことなのかな。
役者は芸術家でなく、芸人。
舞台に立つひとは、誇らしく、そう自負してるんだな。
あれ?途中から劇感想になっちゃった。
水曜日に祖母の告別式に行く予定。
・・・なんか、ヘンな感じ。
たくさんのおくやみのコメント、ありがとうございました。
またご挨拶やお返事に書きにまいります。
いつも、こんな私ですみません。
おやすみなさい。
今日まで見ても、あの結末に至る鉄平さんが信じられない。
やっぱり「それを言っちゃおしめいよ」(@セロリさん、すみません)の、自ら生み出した刃のゆえなのでしょうか・・・・。
そして一方、モノづくり。
NHKのドラマ「ハゲタカ」といい、考えさせられますね。
今、この国のモノづくりは危機が叫ばれるとともに、改めて再認識されている。
私たちの世代は前の世代から受けとめてこれるのだろうか?
次の世代に伝えられるのだろうか?
な〜んてね。
法廷シーンと寧子おかあさんに違和感がある私はどうなのでしょうか。(すみません)
う、うーん・・・。
どこか肝心なところで、気持ちのベクトルが外されるのだ、このドラマの登場人物たち。
昨日の今日でなにやってんねん、な私なんですが。
今日は母の代打でお芝居見に行ってきた。
「ドライビング・ミス・デイジー」。
(1989年製作の映画がジェシカ・タンディ、モーガン・フリーマンが演じ、その年のアカデミー賞作品賞・主演女優賞・脚色賞をとったのでも有名。)
奈良岡朋子さん、仲代達矢さん主演、劇団 民藝+無名塾公演。
祖母のことがあってすぐに見たから、アトランタを舞台に1948年から1973年を背景にした、という社会派的な面というよりも・・・・ユダヤ教徒未亡人とその運転手。
ふたりの老いと減らず口(笑)と友情をしみじみと味わった。
奇しくも、主人公デイジーの72歳からラストシーンは97歳。
うちの祖母も97歳なのだった。
ふたりの役者さん。
買い求めたパンフレットのなかのコメントや、今日の舞台の上での飄々とした、寧ろ淡々とした芝居が素晴らしい。
奈良岡さんは「待たれる」役者になりたいと言われる。
うまい役者はうまいと思うけど、琴線にふれない。
いい役者はそんなにうまくないけれど丸ごと琴線に触れる。
そして「待たれる」。
・・・・さあ、誰かさんを思いませんか?(根っからのバカね、私)
仲代さんは言われる。
羞恥心をなかなか飛ばせない、コンプレックスを抱え自意識過剰で人前に出るのは難しいな、というひとが努力する方が質がいい気がする、と。
しょせん人間性が芸に出る。
それとあとはついその気になれる、フッとその気になれる。
もしこの役の人物だったら・・・?
という気になれるひとが天分があるのだ、と。
うまくやりたい、誰かになにか言われたい、そんなことばかりじゃないほうが結局はいいのだろうか。
それでも、きっとそれは葛藤を自分で通り過ぎてから掴むものなのかもしれない。
それが「人間性が芸に出る」ってことなのかな。
役者は芸術家でなく、芸人。
舞台に立つひとは、誇らしく、そう自負してるんだな。
あれ?途中から劇感想になっちゃった。
水曜日に祖母の告別式に行く予定。
・・・なんか、ヘンな感じ。
たくさんのおくやみのコメント、ありがとうございました。
またご挨拶やお返事に書きにまいります。
いつも、こんな私ですみません。
おやすみなさい。
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