今日の木村さんの表情を見て、「この鉄平だからこそ、木村さんだよ〜」って思ったわ。

あの眩しさと強さはそれでも、刃、なわけですが。

両刃だな、その存在。

自分で血液型確かめに行くわ、みんなの前で問い詰めるわ、こうきたかー、という・・・。

そして。
歯がゆいな、この銀平さん・・・・。
でも、彼もまた鉄平以外の寧子や妹たちと同じく、偉大な父に抗ってこれなかった。
あの時代の子どもならば、いたしかたのないこと。
それゆえに、鉄平に望みを託すわけ、か。

でもね・・・。
鉄平、どうして息子でなかったら告発できて、息子だったら告発できない、となるのか?
愛されなかった悲しみこそが、今の鉄平をつき動かす皮肉さ。

鉄平を絶望に追い詰めるのは、この出生の秘密ではなく、それが生み出す自分の刃に気づいた時なのではないか?
正しさと眩しさは、時として刃となる。

まだ、その怖さに彼は気づいていないのではないだろうか?

コメント

イーダ
イーダ
2007年3月5日0:07

「正しさと眩しさは、時として刃となる」
ホントにそうですよね。
この言葉に、惹き付けられて、また、伺っちゃいました。

さらさ
さらさ
2007年3月5日22:32

イーダさん
コメントありがとうございます。
毎回「これからだ!」と思わせる展開です。
あと2回、なんですね。

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