「子供を怒るな来た道だ 年寄りを笑うな行く道だ」(追加アリ)
2007年2月17日 つれづれ。今日、母から話を聞いていて、思い出したことば。
今日、甥っ子が私の留守中に家に遊びに来た時のこと。
来た時には元気に遊んでいたのに、しばらくして顔色を悪くして吐き出してしまった。
吐いても吐いてもすぐには止まらず、顔色が真っ青に。
その時の姉=甥っ子のママ、「昨日、もらったチョコレートを食べ過ぎたからちゃうか!」「ノロウィルスだったら、みんなうつる!」「どうして!どうして!」と大騒ぎしていたそうだ。
母は見ていて、甥っ子が可哀想になって姉を叱りつけたそうだ。
具合の悪い子の前で、責めるように大声で注意する。
「大丈夫?」と気遣うまえに「どうして?」と問い詰める。
だから、甥っ子は「また吐いたら・・・・」と一生懸命に吐き気を堪えていたりして、見るからに無理をしていたそうだ。
姉は、いつも甥っ子のことを大声で叱っている。
その叱り方も、自分がひとめを気にするような言い方だったり、子供心でも人前で言われたくないだろうな、というような言葉だったりする。
男の子だし、確かにきかない子だけれど、傍で聞いているとヒヤヒヤすることが多い。
少々ヒステリック気味?な姉だけども、それでいて子供をよそに自分の話ばかりに夢中になる、携帯のメールを打っている。
そうしたことばかりが目に付いて、日頃から私も気にはなっているけれど・・・・。
思えば、私は妹だったせいで甘やかされていたのか、幼児のころに何かを壊したり汚したせいで叱られたことはあまりなかったし、それこそ、トイレの粗相や車に酔って吐いたことがあっても、叱られた覚えはない。
今、自分で思い出してもその時の情けない思いが蘇るのだから・・・今日の甥っ子も、相当しんどくて「やっちゃった・・」って思ってしまっただろうに。
姉がもう少し余裕をもって、寛容な気持ちを持ってくれたらいいなあ、と願っている。
もうひとつ。
伯父が昨晩、京都に来た、とのことで母が出かけて一緒に食事に行って来た。
伯父は、祖母が入所している施設からの報告書と伯父が提出した誓約書を持って来て、母に説明してくれたらしい。
コピーを取ってくれたその書類を見て、とても感心した。
施設に働くひとも入っているひとも、家族のひとも、ひとめでわかるように、祖母が毎日どんな風にご飯を食べているか、介助するうえで起きている時の注意点、祖母が日常どのように過ごしているか、書いてあった。
祖母は介護の程度でいえば5段階の5、認知症も進んでいる。
会話は成り立たないと聞くし、車椅子にじっと座っているだけでそれも時間が限られている、と伯父は言う。
けれど、今日目にした書類では、認知症や身体の機能の程度を「未登録」と書いてあった。(本当は最も重い段階を指すのだと思う)
祖母は、ほんのときたま、美空ひばりのカセットを聴くと歌を口ずさむ。
同じ京都出身の104歳にもなる入所者のひとになら、答えることがある。
「ここはどうですか?」と聞くと「まあまあ。こんなものやろ」なんて答える。(笑)
外から見ただけでなんて、祖母の心や残された人間性はわからない。
「未登録」の字がそれを私たちに教えてくれた。
姉は、救急でお医者さんに行っているようだ。
たいしたことがないように、と心配。
心配と驚きを、すぐにおもてに出して甥っ子を責めてしまう姉もまた、しんどい思いをしていることだろう。
子育てって大変ですね。
2月28日で満4歳になったら、わが市では治療費も自己負担となる。
*姉から連絡が来ました。
小児救急当番の病院に電話をしたら「すぐに来てください」と言われたので夜に甥っ子を連れて行ったところ、吐き止めの点滴を打ってもらったそうです。
脱水症状を起こしていたけどすぐに回復して今朝は元気に過ごしているみたい。
姉は「治療費は200円で済んだ〜!」って喜んでいたそうだけども。
「3歳まで無料だというのをありがたく思うべきよ。あんた達の時はなかなかタイヘンだったんだから」と母が言っていた。
まあね。
今日、甥っ子が私の留守中に家に遊びに来た時のこと。
来た時には元気に遊んでいたのに、しばらくして顔色を悪くして吐き出してしまった。
吐いても吐いてもすぐには止まらず、顔色が真っ青に。
その時の姉=甥っ子のママ、「昨日、もらったチョコレートを食べ過ぎたからちゃうか!」「ノロウィルスだったら、みんなうつる!」「どうして!どうして!」と大騒ぎしていたそうだ。
母は見ていて、甥っ子が可哀想になって姉を叱りつけたそうだ。
具合の悪い子の前で、責めるように大声で注意する。
「大丈夫?」と気遣うまえに「どうして?」と問い詰める。
だから、甥っ子は「また吐いたら・・・・」と一生懸命に吐き気を堪えていたりして、見るからに無理をしていたそうだ。
姉は、いつも甥っ子のことを大声で叱っている。
その叱り方も、自分がひとめを気にするような言い方だったり、子供心でも人前で言われたくないだろうな、というような言葉だったりする。
男の子だし、確かにきかない子だけれど、傍で聞いているとヒヤヒヤすることが多い。
少々ヒステリック気味?な姉だけども、それでいて子供をよそに自分の話ばかりに夢中になる、携帯のメールを打っている。
そうしたことばかりが目に付いて、日頃から私も気にはなっているけれど・・・・。
思えば、私は妹だったせいで甘やかされていたのか、幼児のころに何かを壊したり汚したせいで叱られたことはあまりなかったし、それこそ、トイレの粗相や車に酔って吐いたことがあっても、叱られた覚えはない。
今、自分で思い出してもその時の情けない思いが蘇るのだから・・・今日の甥っ子も、相当しんどくて「やっちゃった・・」って思ってしまっただろうに。
姉がもう少し余裕をもって、寛容な気持ちを持ってくれたらいいなあ、と願っている。
もうひとつ。
伯父が昨晩、京都に来た、とのことで母が出かけて一緒に食事に行って来た。
伯父は、祖母が入所している施設からの報告書と伯父が提出した誓約書を持って来て、母に説明してくれたらしい。
コピーを取ってくれたその書類を見て、とても感心した。
施設に働くひとも入っているひとも、家族のひとも、ひとめでわかるように、祖母が毎日どんな風にご飯を食べているか、介助するうえで起きている時の注意点、祖母が日常どのように過ごしているか、書いてあった。
祖母は介護の程度でいえば5段階の5、認知症も進んでいる。
会話は成り立たないと聞くし、車椅子にじっと座っているだけでそれも時間が限られている、と伯父は言う。
けれど、今日目にした書類では、認知症や身体の機能の程度を「未登録」と書いてあった。(本当は最も重い段階を指すのだと思う)
祖母は、ほんのときたま、美空ひばりのカセットを聴くと歌を口ずさむ。
同じ京都出身の104歳にもなる入所者のひとになら、答えることがある。
「ここはどうですか?」と聞くと「まあまあ。こんなものやろ」なんて答える。(笑)
外から見ただけでなんて、祖母の心や残された人間性はわからない。
「未登録」の字がそれを私たちに教えてくれた。
姉は、救急でお医者さんに行っているようだ。
たいしたことがないように、と心配。
心配と驚きを、すぐにおもてに出して甥っ子を責めてしまう姉もまた、しんどい思いをしていることだろう。
子育てって大変ですね。
2月28日で満4歳になったら、わが市では治療費も自己負担となる。
*姉から連絡が来ました。
小児救急当番の病院に電話をしたら「すぐに来てください」と言われたので夜に甥っ子を連れて行ったところ、吐き止めの点滴を打ってもらったそうです。
脱水症状を起こしていたけどすぐに回復して今朝は元気に過ごしているみたい。
姉は「治療費は200円で済んだ〜!」って喜んでいたそうだけども。
「3歳まで無料だというのをありがたく思うべきよ。あんた達の時はなかなかタイヘンだったんだから」と母が言っていた。
まあね。
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