「THE WINDS OF GOD」を観ました
2006年10月15日 演劇今日、お芝居を見に行ってきました。
京都会館第二ホール、「THE WINDS OF GOD」。
今井雅之さん主演。
昨年の大阪公演に行けなかったので、やっと見られた、という感じ。
http://diarynote.jp/d/63213/20050709.html
今井さんはやっぱり、熱かった。
なのに、私ったら・・・。
2時間10分かな、みっちり芝居を見て、勉強帰りの夕方だったので、
大詰めの大詰めで、フッと意識を手放しそうになった。
自分の集中力のなさに愕然。(爆)
ツカミはやっぱり、漫才のツカミ、という感じで始まり、最初から大いに笑わせてもらったが、
「京都はシモネタだめですか」
と今井さんに困って言わせる、シモネタでは引きまくるマジメな京都のお客さんたち。(苦笑)
お世辞にもカツゼツがいいとは言い難い(というか、あれが生粋の関西弁のまくし立て、だからなあ)
関西弁のあれで、全国回ってるのかな。
あのスピードに最初ついていけないひとも、いるかもね。
(と、思ったら、これは狙いらしい!買って来たパンフレットでの今井さんの言葉によると、
臨場感を出すために、あえて現代の漫才師の台詞のシーンでは、腹式呼吸を使わない、
のだそうだ。すごい!!なるほどー。
どおりで・・・・。
それがまた、疲れるらしい。声帯をやられるそうです。
後半になると台詞が通った芝居になってたんだよな、そういえば。
呼吸法、って大事なんですよね。)
今井さんのお芝居は、ある意味予想通りでしたが、脇のふたりの役者さんが、
ものすごく、よかった。
相方の金ちゃん役と、山元少尉役のふたり。
特攻のひとたちの台詞は、今井さんが実際に取材して、
本当のひとたちの言葉を、使っているらしい。
昔の若者も今の若者も大差ないな、というのがわかる。
その一方で、「輪廻転生」と「時代、運命」という言葉がよく出てくる。
これはある意味、怖いな、と思った。
そう自分でなんとか納得させてしまったら、なんでもやっちゃいそうで。
ある意味、怖いんだよね。
芝居が終わった後に、今井さんが挨拶とメッセージを言われていて、それを聞いてて、
じわ〜っと涙が出そうになった。
芝居に不満があるとかじゃないんだけど、どちらかというとそっちの方に感銘を受けた。
18年、やってきたそうです。
18年やって来て、京都で京都会館の上演をやっとできました、
と言っていました。
題材が題材だけに、なかなか、スポンサーがつかないそうです。
(それでも、去年大阪で成功したのかな?)
今年は地元テレビ局がスポンサーにつきました。
その前は、5年前。
当時は、個人の歯医者さんが出資して京都劇場で上演できたのだそうです。
ひとつひとつの公演が宝物みたいなんだろうなあ。
その話をする今井さんを見て、思いました。
役者さんのひとりが京都出身で、舞台の真ん中に、
今井さんが引っ張り出しました。
彼にとっては凱旋公演、だったのでしょうね、
照れ汗なのか涙なのか、肘のあたりで、目のあたりを何度か
こすっていました。
今井さんは、こんなような話をしていました。
「自分は右とか左とかイロイロ言われてきたけど、
自分はどうしたらいい、とか言えないけど、
18年前に考えられないことが今、起こっています。
戦後61年じゃない、戦前、なのじゃないか、って。
憲法改正を公約にした総理大臣が、今、誕生しました。
ただひとつ言えることは、平和は一分一秒でも長あったほうが
いいんじゃないかって。
今、横で起こっていることを見なきゃだめなんじゃないか、
って。
いったん終わった「THE WINDS OF GOD」だったけど、
5年前、9・11の時に「カミカゼ アタック」という言葉が
ニュースで流れた時に、またこの芝居をやることにした。
ニューヨーク市民への攻撃は広島や長崎なのだ、と感じた。
自分にはどうだ、ということはできないけれど、ロンドンでも
国連でもニューヨークでも言ったことば、で。
【NO MORE WAR!】
」
もっといろんなところで芝居を見たい、と思う役者さんだが、
ライフワークというか、運命にとっつかまってしまった、
役者さんでもあるのだなあ、と、思いました。
このひとも難しいひとだと思うわ。(苦笑)
不器用そう。
中居さんも、また、ね。難しいひとだし。(一緒にはできないけど)
やりがい、いきがい、てごたえ。
そんな仕事が出来るといいね。
18年か・・・SMAPが・・・と思った私はもう、そこから離れられない。(笑)
お金を作って英語の映画を作りました、どうぞよろしく!
とのことでした。
世界配給を狙ってるけど、まず日本での配給が大変みたい。
なんか、コテコテだなあ微妙だなあ、と思ってごめんなさい。(苦笑)
サニー千葉と渡辺裕之さんが出ているよ!
なぜかニューヨークに舞台が移っているよ!
主人公がアメリカ人になっているよ!
京都会館第二ホール、「THE WINDS OF GOD」。
今井雅之さん主演。
昨年の大阪公演に行けなかったので、やっと見られた、という感じ。
http://diarynote.jp/d/63213/20050709.html
今井さんはやっぱり、熱かった。
なのに、私ったら・・・。
2時間10分かな、みっちり芝居を見て、勉強帰りの夕方だったので、
大詰めの大詰めで、フッと意識を手放しそうになった。
自分の集中力のなさに愕然。(爆)
ツカミはやっぱり、漫才のツカミ、という感じで始まり、最初から大いに笑わせてもらったが、
「京都はシモネタだめですか」
と今井さんに困って言わせる、シモネタでは引きまくるマジメな京都のお客さんたち。(苦笑)
お世辞にもカツゼツがいいとは言い難い(というか、あれが生粋の関西弁のまくし立て、だからなあ)
関西弁のあれで、全国回ってるのかな。
あのスピードに最初ついていけないひとも、いるかもね。
(と、思ったら、これは狙いらしい!買って来たパンフレットでの今井さんの言葉によると、
臨場感を出すために、あえて現代の漫才師の台詞のシーンでは、腹式呼吸を使わない、
のだそうだ。すごい!!なるほどー。
どおりで・・・・。
それがまた、疲れるらしい。声帯をやられるそうです。
後半になると台詞が通った芝居になってたんだよな、そういえば。
呼吸法、って大事なんですよね。)
今井さんのお芝居は、ある意味予想通りでしたが、脇のふたりの役者さんが、
ものすごく、よかった。
相方の金ちゃん役と、山元少尉役のふたり。
特攻のひとたちの台詞は、今井さんが実際に取材して、
本当のひとたちの言葉を、使っているらしい。
昔の若者も今の若者も大差ないな、というのがわかる。
その一方で、「輪廻転生」と「時代、運命」という言葉がよく出てくる。
これはある意味、怖いな、と思った。
そう自分でなんとか納得させてしまったら、なんでもやっちゃいそうで。
ある意味、怖いんだよね。
芝居が終わった後に、今井さんが挨拶とメッセージを言われていて、それを聞いてて、
じわ〜っと涙が出そうになった。
芝居に不満があるとかじゃないんだけど、どちらかというとそっちの方に感銘を受けた。
18年、やってきたそうです。
18年やって来て、京都で京都会館の上演をやっとできました、
と言っていました。
題材が題材だけに、なかなか、スポンサーがつかないそうです。
(それでも、去年大阪で成功したのかな?)
今年は地元テレビ局がスポンサーにつきました。
その前は、5年前。
当時は、個人の歯医者さんが出資して京都劇場で上演できたのだそうです。
ひとつひとつの公演が宝物みたいなんだろうなあ。
その話をする今井さんを見て、思いました。
役者さんのひとりが京都出身で、舞台の真ん中に、
今井さんが引っ張り出しました。
彼にとっては凱旋公演、だったのでしょうね、
照れ汗なのか涙なのか、肘のあたりで、目のあたりを何度か
こすっていました。
今井さんは、こんなような話をしていました。
「自分は右とか左とかイロイロ言われてきたけど、
自分はどうしたらいい、とか言えないけど、
18年前に考えられないことが今、起こっています。
戦後61年じゃない、戦前、なのじゃないか、って。
憲法改正を公約にした総理大臣が、今、誕生しました。
ただひとつ言えることは、平和は一分一秒でも長あったほうが
いいんじゃないかって。
今、横で起こっていることを見なきゃだめなんじゃないか、
って。
いったん終わった「THE WINDS OF GOD」だったけど、
5年前、9・11の時に「カミカゼ アタック」という言葉が
ニュースで流れた時に、またこの芝居をやることにした。
ニューヨーク市民への攻撃は広島や長崎なのだ、と感じた。
自分にはどうだ、ということはできないけれど、ロンドンでも
国連でもニューヨークでも言ったことば、で。
【NO MORE WAR!】
」
もっといろんなところで芝居を見たい、と思う役者さんだが、
ライフワークというか、運命にとっつかまってしまった、
役者さんでもあるのだなあ、と、思いました。
このひとも難しいひとだと思うわ。(苦笑)
不器用そう。
中居さんも、また、ね。難しいひとだし。(一緒にはできないけど)
やりがい、いきがい、てごたえ。
そんな仕事が出来るといいね。
18年か・・・SMAPが・・・と思った私はもう、そこから離れられない。(笑)
お金を作って英語の映画を作りました、どうぞよろしく!
とのことでした。
世界配給を狙ってるけど、まず日本での配給が大変みたい。
なんか、コテコテだなあ微妙だなあ、と思ってごめんなさい。(苦笑)
サニー千葉と渡辺裕之さんが出ているよ!
なぜかニューヨークに舞台が移っているよ!
主人公がアメリカ人になっているよ!
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