【海賊王・トライアングル】POP UP!の巻。
2006年9月13日 ライブ。 コメント (2)ちょうど1年前のことだった。
生まれ変わっても共に・・・、と誓った仲間とまた会えたのは。
その時は空港から南の島へ。
お得意の船に乗って、みんなでバンバンバカンスを楽しんだというのに。
たった3ヶ月でまた、ちりぢりになっちまった。
俺はジパングに行かねばならなかったからだ。
何代か昔、世話になった男の妻の敵討ちに助太刀に行ったんだ。
結局は、その男の見事な決闘に立ち会うことになって・・・、俺は暫しジパングに留まり剣の指南を受けることに、という話は俺の事情。
カトリは旅の途中で知り合ったサンゾーとやらを天竺まで送る用事が出来た、と俺のすぐ後に立ち去ったらしい。
で、俺たちが居ない間にこの不始末。
頼りにならねーナギとナガキ。
ふたりともついてて、首領が怪我するとはなんたる不始末。
許せねえ。
「なにやってたんだ、お前ら。」
俺は開く片方の目に思い切り力を入れて奴らを睨みつけた。
黙って顔を見交わす、ナギとナガキ。
「・・・や、焼肉」
ナギが呑まれたように俺の顔を見ながら呟いた。
「ぬぁんだってえ、聞こえねえなあ〜」
わざとらしく、カトリがでかい口を大きく開いた。
「だから、焼肉食いに行こう、っていうのにヒロが来ないから・・・」とうろたえてナギが言い訳を始めた横で、
「うるさいよ」
ナガキが口を尖らせた。
「『うるさい』とか言える立場かーーー!!」
途端に、きい、とカトリがナガキの耳を引っ張って、怒鳴りつけた。
と、その時。
「おめーらが、うるさい」
不機嫌そうな声が入口から聞こえた。
しずしずしず。
普段のエラソーな歩き方からはかけ離れた、そんな感じで歩いて来るヒロを見て、4人が静止した。
その姿はまるで、言ったら怒るかな。
・・・おじーちゃん。
「だいじょうぶ?」
なぜだか、一気に囁き声にトーンダウンしたカトリの、子供のような声が聞こえてきた。
それがやけに遠く聞こえる。
ヒロの姿を見て俺の鼓動はひとりでに高まっていた。
痛そうだな、ヒロ。
か、可哀想に・・・・。
ああ、目が潤んでくるぜ、痛々しいッ
そんなヒロは俺の方を向き、口を開きかけて大きく一歩を踏み出そうとして・・・よろめいた。
待ち合わせの廃屋の床板が一部剥がれていたらしい。
俺は慌てて、抱きとめた。
「うわ。細くて・・・・いい匂い。」
ドン。
・・・・・・。
む、胸に衝撃が。
息が止まる。
いきなり、俺の視界は薄い屋根から透き出て見える日の光にあふれた。
俺は倒れている。
そんなバカな。
ブシの指南を受けてきたばかりの、この俺が。
「いてーんだよ、バカッ」
じんじんじん、と来る後頭部の鈍い痛みと共に、ヒロのそんな憎まれ口が降って来た。
照れ隠しにちがいない、憎まれ口。
たまには、俺にも頼れよな、どうしようもないな、その天邪鬼。
いつのまにそんな杖を持ってんだよ。
ヒロの杖が彼の自由の利かない今の脚よりも、ずっと雄弁にあとの3人に意思を伝えていた。
ヒロの杖は真っ直ぐに前方に向けられていた。
南の草原に。
東の密林に。
どこに居ても、いつに居ても、俺たちの戻ってくる場所。
信じていて。
俺たちがずっと傍にいることを。
信じていて。
俺たちがずっと離れたくないことを。
立ち塞がる敵に向かって長いマントを翻し、そうやって俺たちを包まなくても。
俺たちがおまえの羽根になろう。
そうして、また飛び出すんだ。
「いっくぜーーー!!」
「うおりゃー!!」(もちろん、ナギ)
「・・・・・って、これじゃ、間抜けじゃん」
ヒロは空中でプラプラ、と脚を揺らしていた。
「てるてる坊主」
手を握るナガキが笑った。
「わかった、てるてる坊主じゃなくしてみせる!」
キャプテン・ジャック、今日もまた熱く燃え上がっているのだった。
****************************
な、なんなんだろう。
なにもオチがない〜。
親愛なる姐さまリクエストの【海賊】。
無理矢理こじつけてみました。
久しぶりにお話書いたのでぎこちなくてしょうがない。
失敗。
また、書き直してみるべかなー
生まれ変わっても共に・・・、と誓った仲間とまた会えたのは。
その時は空港から南の島へ。
お得意の船に乗って、みんなでバンバンバカンスを楽しんだというのに。
たった3ヶ月でまた、ちりぢりになっちまった。
俺はジパングに行かねばならなかったからだ。
何代か昔、世話になった男の妻の敵討ちに助太刀に行ったんだ。
結局は、その男の見事な決闘に立ち会うことになって・・・、俺は暫しジパングに留まり剣の指南を受けることに、という話は俺の事情。
カトリは旅の途中で知り合ったサンゾーとやらを天竺まで送る用事が出来た、と俺のすぐ後に立ち去ったらしい。
で、俺たちが居ない間にこの不始末。
頼りにならねーナギとナガキ。
ふたりともついてて、首領が怪我するとはなんたる不始末。
許せねえ。
「なにやってたんだ、お前ら。」
俺は開く片方の目に思い切り力を入れて奴らを睨みつけた。
黙って顔を見交わす、ナギとナガキ。
「・・・や、焼肉」
ナギが呑まれたように俺の顔を見ながら呟いた。
「ぬぁんだってえ、聞こえねえなあ〜」
わざとらしく、カトリがでかい口を大きく開いた。
「だから、焼肉食いに行こう、っていうのにヒロが来ないから・・・」とうろたえてナギが言い訳を始めた横で、
「うるさいよ」
ナガキが口を尖らせた。
「『うるさい』とか言える立場かーーー!!」
途端に、きい、とカトリがナガキの耳を引っ張って、怒鳴りつけた。
と、その時。
「おめーらが、うるさい」
不機嫌そうな声が入口から聞こえた。
しずしずしず。
普段のエラソーな歩き方からはかけ離れた、そんな感じで歩いて来るヒロを見て、4人が静止した。
その姿はまるで、言ったら怒るかな。
・・・おじーちゃん。
「だいじょうぶ?」
なぜだか、一気に囁き声にトーンダウンしたカトリの、子供のような声が聞こえてきた。
それがやけに遠く聞こえる。
ヒロの姿を見て俺の鼓動はひとりでに高まっていた。
痛そうだな、ヒロ。
か、可哀想に・・・・。
ああ、目が潤んでくるぜ、痛々しいッ
そんなヒロは俺の方を向き、口を開きかけて大きく一歩を踏み出そうとして・・・よろめいた。
待ち合わせの廃屋の床板が一部剥がれていたらしい。
俺は慌てて、抱きとめた。
「うわ。細くて・・・・いい匂い。」
ドン。
・・・・・・。
む、胸に衝撃が。
息が止まる。
いきなり、俺の視界は薄い屋根から透き出て見える日の光にあふれた。
俺は倒れている。
そんなバカな。
ブシの指南を受けてきたばかりの、この俺が。
「いてーんだよ、バカッ」
じんじんじん、と来る後頭部の鈍い痛みと共に、ヒロのそんな憎まれ口が降って来た。
照れ隠しにちがいない、憎まれ口。
たまには、俺にも頼れよな、どうしようもないな、その天邪鬼。
いつのまにそんな杖を持ってんだよ。
ヒロの杖が彼の自由の利かない今の脚よりも、ずっと雄弁にあとの3人に意思を伝えていた。
ヒロの杖は真っ直ぐに前方に向けられていた。
南の草原に。
東の密林に。
どこに居ても、いつに居ても、俺たちの戻ってくる場所。
信じていて。
俺たちがずっと傍にいることを。
信じていて。
俺たちがずっと離れたくないことを。
立ち塞がる敵に向かって長いマントを翻し、そうやって俺たちを包まなくても。
俺たちがおまえの羽根になろう。
そうして、また飛び出すんだ。
「いっくぜーーー!!」
「うおりゃー!!」(もちろん、ナギ)
「・・・・・って、これじゃ、間抜けじゃん」
ヒロは空中でプラプラ、と脚を揺らしていた。
「てるてる坊主」
手を握るナガキが笑った。
「わかった、てるてる坊主じゃなくしてみせる!」
キャプテン・ジャック、今日もまた熱く燃え上がっているのだった。
****************************
な、なんなんだろう。
なにもオチがない〜。
親愛なる姐さまリクエストの【海賊】。
無理矢理こじつけてみました。
久しぶりにお話書いたのでぎこちなくてしょうがない。
失敗。
また、書き直してみるべかなー
コメント
ブレイク千手観音木村も、しずしずしずちゃん中居も
国立でしか会えない輩かと思ってたら再会しちゃったよ。
更紗はんのおかげや〜サプライズプレゼント嬉しく存じます。
が、しかし・・・第一話はカッケ〜バージョンだったよね?
今回オチにコダワられているのはナゼだ〜(マイクOFF)!日頃のワタクシの言動かーい???
私ナイズバージョンの五人組サンきゅ。
次回作怪傑ぷらぷら赤マントを待つ!
(すまぬ。既に感想でもなんでもナイし、素敵なオチもない)
なんちゅうHNなんだろ、おかしすぎる。(笑)
無理矢理コメント書かせてごめんよ〜。
これに、ぞ、続編。
ううーん。
大阪の赤てるてる坊主は、どうやら見逃し決定よん!
(遅刻して駆けつけるのだ。)
レポできねいやい!(涙)
ていうか、なんという時間帯に書き込んでるんですか、姐さま。
寝なちゃい!
今日もまた、ありがとう♪ありがとう♪ありがとう〜♪がエンドレスになりそう・・・・。