という話を、「愛と死をみつめて」を見ながら、思い出していた。
このドラマは、あの頃の日本と生きていたひとを真面目に描いている。

みちこさんとまことさんへの愛情と敬意が真摯に表れていた。

過剰な演出も、台詞も描写もない。
どこまでが脚色かはわからないが、どこの病院にもある、あの空気。
素直な気持ちと、言葉。

みちこさんの言葉は、天分がある。
彼女がもっと長生きしていれば、どれだけのことばが残ったのか。
彼女のことばと彼の手紙が、なぜ一世を風靡したのが、今回よくわかった。

何も知らないで「お涙もの」なんて子供の頃から思っていたんだなあ、と思った。(あの歌がねー、なんか好きじゃなかったんだ)

剛はとても、かっこよかった。
うちの父が残していたノートや、学生時代の写真を彷彿とさせる。(もっと年上だけどね)
あのころの学生らしさ、わかってるようにいいますが、そのままのように思う。

広末さんの大阪弁は、うまいへたを超えて(笑)、とても可愛かった。

まことみこのキスシーンの美しさ、肌をあわせた時の綺麗さ、寄り添った時の情感が心に残る。

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