テクニシャン

2005年11月1日 旅。
テクニシャン
と、聞くとどこか、イカガワシイ感じになるのは、なぜでしょう。
ふふふ・・・・。
イタリアでの旅行のドライバーさんは、最初から最後まで同じ方でしたが、とってもハンサムガイでした。
みんなから、リチャード・ギア!いわれてました。(笑)

51歳、4人の子持ち。
だけど、確かにオトコマエでした。
で、彼がですね〜。
もうひとつのグループのドライバーさんも二人ともそうだったんですが、まことイタリア男でした。(笑)

乗ったり降りたりする時には、手を添えて、朝夕のご挨拶では両手で私たちの手をはさみ、手をすり合わせる。(笑)
実にチャーミングなので、それがまた、嫌味にならないの。
すごい・・・。
私は、ダントツの最年少(爆)だったので、しかも未婚は私だけだったので、ふたりともそりゃあ、名前を呼んで可愛がってくれてました。
何回か、「遊びに行かない?僕たちと」みたいなことまで言ってました。(笑)
ある夜のレストランまで、バスで送ってもらった日なんか、英語で「今日は、とっても月が綺麗だね。あとで、15分くらい一緒に歩いてみない?」なーんて、言ってました。
英語、わからない振りで「ヴォナ ノッテ〜♪」と言って、帰っちゃいましたけど。
イタリア男の伝説は、本当だった。
嫌な思いをさせないで、女の子にちょっとした好意を見せるのが、本当にうまいのだ。
実は、イタリアの女性も、そうで。
私、よほど若く見えたのか(爆)、店で出会ったマンマが抱きしめてくれたり、「靴がキュートね♪」なんて、エレベーターで声をかけてくれたおばさまもいました。

イタリアに来ている観光客も、のびのびしてるのか、一緒のグループのご夫婦が、見知らぬ旅行者と英語で通りすがりにちょこちょこ話して、「よい旅を!」と言い合っていたり。
今までの旅行(とかいっても、いつも短期間だったんだよね)とちがって、そういうとこが楽しかった。

・・・て、えらく話がそれましたが、そのリチャード・ギアに似ていた、ドライバーさんは、とってもテクニシャンでした。
山道すごかったんですが、気分が悪くなる人もなく、ガードレールもほとんどない道をスイスイ走ってくれました。

ドロミテ峡谷の道は、昔、ヴェネチアの商人たちが山を越えて、オーストリアなどに行くために開いた道だとかみたい。
ずーっと、急カーブが続くのですが、今だったらドーン、とトンネルを通してしまうのだろうけれど、美しい山道が、そのまま生きています。
なので、バイクのツーリングや、自転車の人たちが上がって来ていました。ハイキング、トレッキングで滞在して楽しむ人たちも多いようです。
黄葉には一足早かったかな、というところだけど、その分、天候がよく、思いがけずかなり上の方まで上がることが出来ました。

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画像は、バスから映しました。

21:46

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