日記仲間のみなさんの文章を拝見していて、あれから1年経ったのだなあ・・・と感慨深い思いです。

そう、もう昨日になってしまいましたが、3月4日は「和賀英良」くんの誕生日でした。
たった10歳。
幼い日に別れた友の名前を名乗った、あのシーンの彼は、子供とも思えない目をしていたけれど。
20年あまり経った、3月4日。
彼の、あの日の声と表情は、とてもうまく言い表せない。
ホールで、「お誕生日おめでとうございます」と言われた時の深く項垂れていた様子。
「ありがとう」と微笑みながらの、辛そうな表情。
ケーキを抱えながら呟く、友の名。

他人の名を騙り、もしかすると本来の彼が持ちえたものを手にした秀夫の罪は・・・・
どのように裁かれるのだろう?
人を殺めたことは重い罪だけれど、彼の胸を塞ぎ続けた罪悪感の、
この罪はどれほどの罪になることだろう?

そして、私ごとながら。
思えば、あの8話を見て、初めて妄想を文章化したような気がします。
去年の今頃は、体調崩しちゃったり徹夜してしまいながら、のめり込んでいたのだなあ、と思い出します。
あのリアルタイム、もし自分がこの日記をつけていたら・・・なんて、夢想しますが、
エライ事になってそうですね。(苦笑)

それにつけても、あの時、えこさんのところの掲示板があって本当に幸せでした。

原作にも、映画にもなかった、秀夫と英良くんの物語に、これほどまでに胸が締めつけられる日が来ようとは。
えこさんのところで、彼らふたりについての素晴らしい物語が紡がれています。
その物語を、今日明日でまた読み返したくなりました。

超私信。(笑)
書いてくださって、ありがとう。
もし、この日記を読んで下さっていたら、作者さんに改めて、お礼を申し上げたいと思います。
寒い日が続きますが、お元気にしてらっしゃいますか?
今日は、あの物語を思い返して切なくなっています。
シューマンの名曲に乗せて、雪の降る日に。

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