「夜になるまえに」という映画を、深夜に見た。
ぽちぽちお話を書きながら、映画を見たいなあ〜、と軽く見出したら、
やめられなくなってしまって、午前5時近くまで起きてしまった。
キューバの作家レイナイド・アレナスの生涯を描き、それは、
キューバ革命後、カストロ独裁下の迫害、亡命、ということなのだけども。
漠然とした知識しか持ち合わせていない私は、ただただ映像を追っかけるだけだった。
でも、その映像が躍っている場面と、幻惑的な場面と、次々と起こる笑いあり悲劇ありのエピソード、と非常に盛りだくさんで。とにかく、主人公演じるところのハビエル・バルディムさんという俳優さんは、横顔が変わってるなあー、というオトコマエでないにもかかわらず、やたら引き込まれた。
迫害に屈せず、ただひたすらにペンを求め続け書き続ける姿に、芸術家としてのサガを見せつけられた。
執筆が「復讐」だとは。
海と空と緑が美しいけど、どこか暗みがある。
途中、ジョニー・デップが二回役を変えて出てきたのはビックリ。
後で、ネットで検索したら有名だったらしいですね、それ。(笑)
奔放な生活を送っていたアレナスたちの描写から、一転して、抑圧されていく場面展開の時に流れるのは
マーラーのアダージェット。
ゲイ、というマイノリティに対する差別と迫害、芸術への抑制。
しかし、決して絶望的ではない。
カット割りというか映像の独特の構図と、色彩、音楽、キューバという国の匂い、散りばめられる言葉。
深夜の夢のような、それでいてドキュメンタリー映画を見たような気になる後味の映画だった。
ぽちぽちお話を書きながら、映画を見たいなあ〜、と軽く見出したら、
やめられなくなってしまって、午前5時近くまで起きてしまった。
キューバの作家レイナイド・アレナスの生涯を描き、それは、
キューバ革命後、カストロ独裁下の迫害、亡命、ということなのだけども。
漠然とした知識しか持ち合わせていない私は、ただただ映像を追っかけるだけだった。
でも、その映像が躍っている場面と、幻惑的な場面と、次々と起こる笑いあり悲劇ありのエピソード、と非常に盛りだくさんで。とにかく、主人公演じるところのハビエル・バルディムさんという俳優さんは、横顔が変わってるなあー、というオトコマエでないにもかかわらず、やたら引き込まれた。
迫害に屈せず、ただひたすらにペンを求め続け書き続ける姿に、芸術家としてのサガを見せつけられた。
執筆が「復讐」だとは。
海と空と緑が美しいけど、どこか暗みがある。
途中、ジョニー・デップが二回役を変えて出てきたのはビックリ。
後で、ネットで検索したら有名だったらしいですね、それ。(笑)
奔放な生活を送っていたアレナスたちの描写から、一転して、抑圧されていく場面展開の時に流れるのは
マーラーのアダージェット。
ゲイ、というマイノリティに対する差別と迫害、芸術への抑制。
しかし、決して絶望的ではない。
カット割りというか映像の独特の構図と、色彩、音楽、キューバという国の匂い、散りばめられる言葉。
深夜の夢のような、それでいてドキュメンタリー映画を見たような気になる後味の映画だった。
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