不覚・・・

2005年1月26日 読書
今日は、今さっき帰って来たばかり。
しまった。
今週こそは、救命病棟24時をビデオに録るつもりが忘れていた。
しまった。
日記が、また飛んだ。(笑)
まー、毎日じゃなくていいっかあ。すいません・・。

救命病棟24時の一回目を見たときに、仕舞い込んでいた本を取り出して、また読み出した。
「大震災名言録」という本。
震災に遭った藤尾潔さんという人が光文社から出した本なんだけど、これが面白い。
不謹慎なんだかどうだかわからないけど、結構ニヤリニヤリとしてしまう本。
(こうやって笑ってしまってもいいことなんだわ、って思わせてくれる本でもある)
その中で。【最も安全な部屋】というのがあり、それによると、阪神大震災の時、
警察署の建物は壊れても、留置場は壊れなかったそうである。
ということは、拘置所も、刑務所も、壊れないんだろうな・・・。と、連想し。
「じゃあ、和賀は・・・」という思考に到達した自分が、かなり・・・。(苦笑)

和賀という人は、たんぽぽのような人だと思う。
どんな固い土の中でも、冷たい季節を過ごしていても、根を張って生き延びて、
花を咲かせようと日の光に向かって伸びていく。
逞しくて、強くて、健気で。
でも、きっと空と太陽を待ちわびて、寂しくって。
でも目に見えないけれど、風や日の光や水が、そんなたんぽぽを見守ってくれたんだとも、思う。
だから、たんぽぽは優しい顔をしている。

春は、きっとやってくるよ。
だから、何があっても、もう一度花を咲かせよう。
ふう、と誰かが吹く吐息に乗って、わたんぽに形を変えて、新しい種子になって飛び立とう。
そうやって、病を得た誰かの力になれるかもしれない。
そうやって、心が疲れた誰かの力になれるかもしれない。

だから、きっと生き延びてほしいな、と思う。

同じ魂を宿した、湖に眠るあの人の分まで・・・・。

若子さんの日記を読ませていただいて、なんだか私も、ふとそんなことを考えて、
脈絡もなく書きたくなりました。ああ、支離滅裂。(笑)
どうか、お願い。
天変地異が起こっても、どうかあの人たちを守ってください。
この世に本当は実在しないはずの和賀さんも。
そして、私にとって必要な、あなたも。

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